分譲会後の稚魚の状況その7

2021/08/01

分譲会後の稚魚の状況

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 今回も「丹頂黒青竜」の作出を目標にして交配をした子の状況をお見せしています。
未完の丹頂黒青竜同士の(F1)交配によって産まれた子ですが、色柄は色んな色柄の仔が産まれています。
その柄に付いては、必ずしもメンデルの分離の法則の様な確率ではなく多様な配色で産まれてきており今後どのような変化の色を表現するのかは予測が出来ません、が、方向性は掴められる配色が見られます。

※色柄の遺伝子配列は顕性、不顕性では説明できない発色なので数種の塩基配列によるものと思われるのです。

自分は頭部(顔)の配色は極めて印象が大事と思うので、その様な目立つ色柄の仔が上位と感じるのです。

頭部(顔)の配色も、未完の丹頂黒青竜同士の交配なので、色んな色の頭部の子が産まれますが、前記の様に配色は多種多様でありますが、一応、グループ分けが出来ます。

その配色によって簡単に分けると

 ① 頭部が黒い黒頭黒青竜のグループ
 ② 頭部が赤い丹頂黒青竜のグループ
 ③ 頭部が黄色に発色する黄頭黒青竜(キガシラコクセイリュウ)グループ
 ④ 頭部が白い白頭黒青竜のグループ

 等が見られます。
勿論、混合型の色柄も中には散見されるのですが、中間色(混合型は)は今回はスルーします。



今日は③の黄色の頭部に発色の「黄頭黒青竜(キガシラ)」の紹介です。今現在は薄く黒色が頭部を覆って下部の黄色が見えませんが、やがて黒色が退色したならば、黄色が浮かんで綺麗な「黄頭黒青竜」が見られるものと期待しています。



写真は3枚共に黄頭黒青竜に成長すると考えられる稚魚です。大きく成長しないと何とも言えませんが丹頂黒青竜や黒頂黒青竜だけでなく「黄頭黒青竜」も形が良いと貫禄が見られる子になると思うのです。


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