色柄の重要性、7

2022/07/29

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 「金魚の昼寝」と言う童謡があってその歌詞には「赤いべべ着た可愛い金魚お目目を覚ませばご馳走そうするぞ」というのです。赤いべべとは赤い着物の事です。金魚は昼寝をするのか?
勿論、寝ます。
この童謡は大正時8年(1919年)に作られた歌だそうで、今から100年ほど前の歌なのです。
それからずーっと金魚は赤いのです。そりゃあ飽きるでしょう!。早くべべの色を変えてやりましょう。
前回までは黒青竜の色柄をお見せして来ましたが、この黒色と浅葱色に(青色)に赤色を加えたのが「五花竜」です。で、今回はその赤色を加えた五花竜の仔をお見せいたします。
その前に赤色と言っても色幅が広く今回の仔は中でも赤色の綺麗な赤(赤色の中でも黄色の混入の少ない)の仔の紹介です。
五花竜の赤色も斑紋の大きさや数、位置、色など様々な関りが見られ、只赤一色が加わる事で柄行の深さがどっと増すのをご覧下さい。
で、今回は単純に右や左側面に赤色の斑紋が発色した柄としてはアンバランスな柄の仔達の紹介です。


👈の写真1






👈の写真2








👈の写真3








👈の写真4
写真1~4は腹部に赤色の斑紋が見られますが上見ではアンバランスな斑紋と見られます。
写真はいずれの仔も7月中旬に撮影したもので未だ幼魚の顔と体です。パール鱗がやっと
見られる様に鱗も成長してます。






👈の写真5
写真はフィギュアスケートの荒川静香さんが演技の前で白と藍色のアンバランスなコスチュームを身に着けた写真です。
金魚にもこの様な色柄がみられ(写真1~4の写真がそれ)、この様なアンバランスな配色も又それなりのバランスを保っているのです。




👈の写真6
荒川静香さんとは別のフイギュアスケート選手が身に着けたコスチュームです。この選手も青色と藍色の左右別々のいろでアンバランスな色柄ですが、このアンバランスに見えますが、これもそれなりの配色のバランスを保っているのです。



👈の写真7
金魚の色柄でよく見る体部の前後に見られる色柄の配置図です。体部の前と体部の後、
つまり体部の前後の色柄が異なる場合の配色です。
体部の前部が赤色で体部の後部が藍色のコスチュームを履いた(着た)色柄です。
金魚にもこの様な配色の仔はよく見ます。
この配色も立派な意味のある配色です。

選手にとってはコスチュームは大事な演技の一つです。金魚の着ているべべ(コスチューム)も立派な演技の一つです。戦いはスケートリンクで無く、審査の「たらい」のリング内で戦うのです。

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