色柄の重要性、3

2022/07/21

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金魚を鑑賞するのに流れとして形を重視する傾向があります。勿論、色柄も重要としていますが色柄を観見してると形が見えなくなります。 
「二兎追う者は一兎も得ず」と言われる様に金魚鑑賞に置いて形も色柄も求めるのは至難の業と言う事でその例えとして、昔からランチュウの飼育(選別)では柄は後回し、とその道の本にも書かれております。
変化の激しい現代に形のみに重視の観賞法ではどうしても関心が離反するんです。メダカが良い事例です。

で、穂竜系の錦魚にはその独特の色柄を皆さんにも見ていただくために(観賞価値を付けるためにも)多彩な色柄を当歳魚で(親魚は10尾しか飼育してないので)お見せいたしその色柄の深さを知っていただきたいと此処にシリーズものとして書いてます。
今回も前回に続き「黒青竜」の頭部の黒い「黒頭黒青竜」とボデイの柄の変化をお見せいたしています。前々回はボデイには浅葱の無地でしたが、今回は前回に続き「鹿の子柄」になります。
黒青竜は青色と黒色の2色を持つ錦魚ですが、その青色(浅葱色)も一面に斑紋でなく均等に
配色されています。配色の浅葱色も深い浅葱や青空の様な明るい青色も様々な色合いを見せるのです。
今日の仔達は全ての仔が「鹿の子柄」で黒色斑紋の多少は有りますが万べんなく配色されているのが上位となりますのでご覧になって色柄だけの審査をして頂けたらと思います。
「黒頭鹿の子黒青竜」①は頭の色、⓶体部の模様、③尾の模様、(来光とか襞スカートとか)全体の金魚の名でこの場合は=黒青竜

では写真に行きましょう。


写真1






写真2





👈の写真3
写真の上の仔は襞スカート柄の尾が綺麗なのですが、背びれから肩の部分のパール鱗がやや弱い表現を見せます。深い浅葱色はその為なのか?(パール鱗が無いと浅葱色が綺麗に見えるのです)






👈の写真4
肩から背鰭の左右にも斑紋が有ればなお良いのですが・・・





左の写真5
肩の部分に斑紋が無いのでこの部分にも斑紋が欲しい。






左の写真6
この仔の斑紋は数と斑紋の大きさと散り配りが安定している。




左の写真7
斑紋の数が少な いので物足りなさを感じる。

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