色柄の重要性、2

2022/07/19

t f B! P L

 観賞魚は色柄が大事と思うのです。特に鯉やメダカは体形が野生と同じで金魚の様に変化は見られません。なので、鯉やメダカは色柄を体形より重視します。金魚も色柄については同じ線上にあると思っています。
私は自分の作出した穂竜系の錦魚に色柄の変化を持たせ、観賞価値を高めようと交配を続けており、今年はその成果を当歳魚をモデルにしながらまとめたいと考えていまして「色柄の重要性」としてシリーズものに記しますので続けてご覧頂ければ幸いです。

で、今回は「黒頭黒青竜」の「鹿の子柄」の仔の紹介です。
鹿の子柄についての説明をして置きます。鹿の子柄とは鹿の子の小さい時の柄が特殊な模様をしている事からその模様を言うのであり、伝統的な和柄の一つで、小鹿の背中の白い斑紋(斑点)をデザイン化した柄を言います。


左の写真1
小鹿の写真で白い斑点を「鹿の子柄(模様)」と言う。


 


👈の写真2
着物の柄に用いられる和柄に「鹿の子柄」と
言う柄は小鹿の背に有る白色斑紋をデザイン化したものを言う。




👈の写真3
この写真の様な色と柄に似た鱗を金魚の鱗に見る事が有ります、変色期の一時的にみられます、その様な鱗模様はやがて消える運命にありますが一時的に見られても珍しいので
「鹿の子更紗」と言って珍重されます。

金魚で言いう鹿の子更紗柄は和柄のデザイン化した物から取り入れたもの(引用した柄)で現物の(自然の)鹿の子柄からは可なり離れた柄に思うのです。


👈の写真4
前回の無地の浅葱色の体部にパール鱗の白い斑紋は鱗一枚毎い見られこれだけで「鹿の子柄」と言えますが、今回は(写真4の仔達)
今年の仔で黒色の斑紋が背に小鹿の白い斑紋と似た斑紋なので黒青竜版の「鹿の子柄」と
呼ぶ事にしてます。

次回は黒青竜の鹿の子柄の仔を写真でお見せいたします。
※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。

このブログを検索

穂竜父ブログにいただいたコメント

ページ表示数

QooQ