来春の親魚候補、五花竜(1)

2023/11/29

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「 五花竜」とは金魚の持つ色の1色を花(華)に例え表現たものです。キャリコ柄の金魚の事を「変わり竜」と言い、赤色を持たないものを「黒青竜」と呼び、黒青竜に赤色を持たせた仔の事を「五花竜」と呼んでいます。穂竜系でキャリコ柄を持つ仔を色の名でよぶようにしてます。 金魚は観賞魚なので、形と色柄を観賞しますが、特に金魚は他の観賞魚と違って形を重視し勝ちです。が、しかし、観賞魚の錦鯉は形が50、色柄が50点の配点によって順位が決まります。観賞魚の錦鯉は大まかでありながらも、ちゃんと採点基準表なるものが見られますが。同じ観賞魚でも金魚は形を重視し、色柄には余り口を出さないようです。でも、金魚の批評には採点(基準)が採られてないうえに、抽象的な表現で評価しています。
前回の話は(東錦の審査基準)それなりのきゃりこ柄の色の基準も大まかに書かれているのでそれを前回に書きました。それによると、①頭は赤色②体部は浅葱色③尾は黒色がそれです。
その色柄の基準が今の今まで(過去から現在まで)続いて居るのが現状の様です。
「変わり竜」の五花竜の今(現状)をお見せしながら、改良目標を説明します。

👈の写真1
この写真の仔は2歳魚(雌)です。昨年度の仔の中では、この仔だけが我が家に残った仔です。頭部赤色が綺麗に見えます。今は黒色と赤色の混色ですが、この仔の頭部の赤色だけを後世に引き継ぎたいと考えています。自分ビイキですがこの仔の赤色は自分の好きな赤色なのです。黒が消えると真っ赤な色に見えるはずです。そうあって欲しい!(願望!)


👈の写真2
この仔は当歳魚です。間違いなく、写真1の
子供です。頭部の赤色は写真1の色質と同じなのです。この仔も雌魚ではないかと見ています。見立ての様に雌魚であれば、写真3の雌との交配を考えています。
👈の写真3
この仔は雄魚です。この仔の頭部の赤色も写真1の雌と似ていますので、この頭部の赤色を是非引き継がせたいと考えています。左腹部に見られる赤色の大きな斑紋も綺麗な赤色なので、五花竜の赤色として後世に引き継がせたいと思っています。来年の仔達がこの赤色を持ったら素晴らしい赤色の五花竜の仔が沢山見られれば嬉しいんだけどね~。

👈の写真4
多分、此の仔(写真4)と写真6の仔も同じ腹の仔と思われます。尾の来光柄や頭部の肉瘤がソックリです。尾の張りや来光柄が好きなので親魚候補に残して居ます。
頭部の黒色が消えて欲しいものです。頭部の王冠型の肉瘤は2歳でもっと発達するでしょう。この仔の赤色は橙色に近い色なので、もっと赤い色で有ったらいいのにな~です。


👈の写真5
写真5は写真4と同じ物の様です。間違って貼ってしまいました。

👈の写真6
左尾筒の緋色の斑紋が写真4の仔と良く似てますので同じ腹の仔の兄妹と見ます。
これ等の仔は五花竜の再現に使用する予定で居ますが、写真4と6の仔は一応補欠候補として飼育してます。理由は頭部の赤色が気
にいりません(真っ赤な赤色が理想)。

※写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。


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