来春の親魚候補、黒青竜3

2023/11/18

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 ほら! ね!、前からこのブログにも良く書いているでしょう!。金魚は観賞魚、観賞魚は「形と色柄」を観賞するのだと。「穂竜大好き」さん(穂竜愛好会の事務局も担当)の今回のブログには「金魚日本一大会」の見学報告が書かれています、今年の「金魚日本一大会」で、当歳魚の部で「水産庁長官賞」の獲得魚は「江戸地金」だったそうです。観賞魚の品評会で総合優勝魚は何時も既存の魚種です。例えば「ランチュウ」だとか、琉金、とか、オランダや東錦」などです。マンネリ化してたのです。これでは観賞魚愛好者は離れを起こします。新しい色柄を求めて関心が他の観賞魚(メダカなど)に移行してしまうのです。今年の「金魚日本一大会」での審査員及び大会関係者は画期的判断をしてくれました。例年の様な本来の「地金」でなく色柄改良に取り組んで仕上げた「江戸地金」を、当歳魚の部の総合優勝に決めた事に敬意を表します。色柄に取り組んでいる自分としてはこの審査は大大歓迎!です。正当に評価がされたと思っています。
さて、シリーズものの課題に移ります。今回も「黒青竜」で3回目になります。
3回目の黒青竜は黒色の斑紋の多く見られる仔達を集めています。この仔達も今飼育している当歳魚です。では、写真をご覧下さい。

👈の写真1
前回や前々回と違い、黒青竜の黒斑の多く見
られる仔を飼育中の仔の中から集めてお見せしています。黒色のメラニン色素はどの色よりも表面に発色するので、全ての色より優位に見えます。ですので観賞魚での黒色は最強の色と言う事になります。その色は黒光りする様な色(カラスの濡れ羽色)が最良です。


👈の写真2
今回写真1から7までの仔の、黒色を多く体部に見せる仔は何故か尾の先端にまで黒色を見せます。なので、尾の色柄は「襞スカート柄」の仔です。
👈の写真3
黒色の表現の意味は何かとマイナスのイメージの多い色ですが、マイナスのイメージを逆手にとって、プラスイメージに変えますと、黒色も頼もし見方も可能なのです。
プラスの感情として、黒色は極端に強い色なので強い印象を受け、重厚感、厳粛、神秘的
高級感等が見られます。写真の左の仔の尾の襞などは新品の襞入りスカートの感がします。

👈の写真4
黒色一色の「黒竜」に比べて青色(浅葱色)を見るのでその奥の深さを感じる柄になります。

👈の写真5










👈の写真6
黒色の模様が多い中、青色(浅葱色)も見られ、面積ともにバランスが取れた配色になってます。



👈の写真7
この仔の尾は破れスカート柄に見えます。黒色の斑紋は体部前面に集まって見えますので黒色から見ればアンバランスな配色になります。

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