来春の親魚候補穂竜、4

2023/11/03

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 今飼育の穂竜の当歳魚を、来春の親魚候補として4回にわたり写真でお見せしてます、今日は
其の4回目なのです、飼育している穂竜の当歳魚は40余尾になりますが、全てを親魚には使用しません、このうち(40余尾)の中で親魚に使用するのは雌3~5尾、雄は5尾前後と言う事です。この他に採卵予定の穂竜は隠し球として、3歳魚(次回写真でお見せします)が
雌2尾?と雄1尾?が居ます「?」のマークを付けたのは昨年の採卵に使用しなかったので確実な性別判断を怠ったからで、確信が持てないからです。
では今飼育してます当歳魚の親魚候補をご覧下さい。

👈の写真1
見ずらいですが、この仔の色柄は藍色(空色)が体部の下腹部に表現されています。背部の黄色は少し薄色ですが魚類一般の配色によく見る紋様で有りますので、記憶して居て下さい。
この配色の仔を親魚にすると黄色の全面に見られる茶色の柄は薄く見える様に(消える事)なっていきます。

👈の写真2
写真1の仔とこの写真の2の仔の配色は同じようですが違うのです
この仔は黄色がすっきりしています、その為、茶色の斑紋がすっきりと斑紋として浮かび上がって見えます。「黄茶藍竜」の3色の色柄の仔として観賞価値の有る観賞魚になります。来春にも綺麗な3色柄を持続する様であれば親魚に使用して見たいと思っています。

👈の写真3
写真3の仔と、次の写真4の仔は写真1の仔と同じ感じの紋様となって居ますので、この手の紋様の仔同士の交配をする予定で居ます。加えて置きますが、写真7から写真9までの仔もこの紋様のグループに入ります

👈の写真4

👈の写真5
写真2と同じ色柄の配色に見える仔です。黄色が澄んで綺麗に見えるので、藍色(空色)もより青く見えるのです。スボ尾なので親魚にするかは未定ですが。色柄の見方を重要視するならばこの配色は残したい配色です。

👈の写真6

👈の写真7

👈の写真8

👈の写真9
👈の写真10
「黄茶藍竜」ですが、茶は焦げ茶がより濃く発色するような予感がする仔です。尾筒の黄色と腹部の際の色が曖昧に見え、模様としてはイマイチスッキリ感が無い仔です。自分として茶色は観賞価値が低いとう観念が有って
好きになれません。植物では枯れた色だし、茶色は金属でも錆色なのです。茶人は侘び寂のこの色を好むようです。

👈の写真11
この配色の写真の仔を見て、おッ!と感じました面白い配色を見せる仔です。体部を3個に分け背鰭より頭部は「焦げ茶」、右後腹部
は「藍色(空色)」、左後腹部は「黄色」の珍しい「黄茶藍竜」です。この色柄を綺麗に演出するならば、交配も面白いと思いませんか?。


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