来春の親魚候補、シリーズの中休み(4)

2023/11/27

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来春の親魚候補、の「五花竜」についての話を書くことになって居ますが、その前に「五花竜」の色柄の事を説明しておきたいので、書いて置きます。
五花竜の形は穂竜系の金魚なので、穂竜の形と同じですが、五花竜は穂竜と違い鱗が「透明鱗」の金魚なので、透明鱗の色柄の特徴を持つグループの金魚の事です。
その透明鱗の色柄の基準の事を、「東錦」愛好会結成初期の重鎮の方がその色柄の基準を語られていますので、その重点項目を拾い書でまとめました。
添付の写真を見ながら書いていますので参考にして頂ければと思います。

👈の写真1
私のスクラックブックの「東錦」の説明のページです。昭和50~55年位に記録しているものと思われます。(自分ではハッキリ覚えていない)この写真の東錦は品評会優勝魚のものです、説明文(右ページ)の下段には色柄の見方が書かれています。理想の色柄は①頭は赤色。②体部は浅葱色と黒い碁石の様な細かい斑紋が入る。③尾は黒色の縞模様の強く入っているものが良く、黒色が強く強く入っている物は体色がとぶ事が少ない

👈の写真2
写真2と写真3の説明
昭和48年 日本東錦協会が設立。東京都港区白金の重秀寺の住職 浅井俊雄氏(会長?)
7年後なので昭和55年の記事と思われる。
写真は浅井氏で東錦は昭和初期に作られた新しい金魚と説明あり。
  

👈の写真3
理想の東錦は①頭は赤色
      ②体は浅葱
      ③尾は黒 と記されています。
2歳や3歳になっても色が衰えないものが最高です、と書かれています。

👈の写真4
現代の東錦の審査基準が書かれていますが
おおざっぱで抽象的な表現です。初期の審査基準と変化が乏しい表現なので難儀します。

※初期の審査基準が今でも生きて居る様なので透明鱗の色柄の審査はここに記した判定をするしかないかなとも思っています。


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