来春の親魚候補、黒青竜2

2023/11/16

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 多くの方は新しい事(新製品)に、興味を示すようです。そして買い求める、その様な人たちを「アーリーアダプター」と言うそうです。逆に、同じものを何時までも続ける者(持つ者)も(自分の様な人間)居ます。何方にしても何時も同じような事をしていては飽きてしまうのが人間と思っています。観賞魚の飼育や鑑賞も同じ事を同じようにやっていてはやがては飽きられるのではないかとも思うのです。なので、同じようでも同じでは無い事を進めたいと思っているのですが・・・
観賞魚で言えば「色柄」です。同じ形でも色柄が違うと呼び名も違うし、色の持つ意味で受ける感情も感性も違ってくるのです。
では同じ様で同じでは無い「黒青竜」に付いてご覧下さい。

👈の写真1
前回の「黒青竜1」と違っているのは、今回は浅葱色が良く見える仔をご覧頂いています。
育成過程で、パール鱗の発達が良い仔はカルシウム沈着量が多く鱗に載り鱗下に発色の浅葱色を覆い隠し「黒白竜」に近い色柄に見えてしまうのです。なので、今回の仔達は鱗(背鰭に近い鱗)にカルシウム沈着が少ない仔なので、鱗の下のメラニン(浅葱色)が良く見える仔達で黒青竜と言う名の子達です。


👈の写真2
今回の仔達の浅葱色のよく見える仔達の鱗のカルシウム沈着の大きさをよく比較してご覧下さい。前回の写真の黒青竜のカルシウム沈着の差がご理解出来ると思います。

👈の写真3
同じパール鱗の仔でも浅葱色が良く映える仔と映えない仔との差はカルシウム沈着の多少によっても違ってくる事の証明です。
パール鱗と浅葱色と何方に重点を置くかによって選別がなされることになります。

👈の写真4
浅葱色を重点に選別をして「青竜(パール鱗の少ない浅葱色が際立って見える仔)」の作成も、面白いかも知れません。青竜は体部の黒色も消すと綺麗青色になります。

👈の写真5

次回も黒青竜の写真をお見せします。

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。写真は拡大してご覧下さい。

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