親魚候補、穂竜3

2023/10/31

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 新しいタイプの色柄の作成は何年もかかる。遺伝子組み換えの植物でも10年以上の年月を必要とし、その上、他の植物に障害を与えないか、色々な検証が必要となる様で市場にデビューするのは又年月が必要らしい。穂竜の交配での色柄は、自然交配なので他の金魚や動物には何ら迷惑をかけないので、早い物勝ちと言った処なのですが、それが思うように進まない。
今回も今飼育の当歳魚の写真です。ご覧下さい。

👈の写真1
写真1から写真4までは先の品評会に出品した魚です。尾の開きが今我家で飼育している仔の中では一番の仔達でしたが、中盤以降の順位しか座れなかったです。
尾の開きが良い方の子達なので、何れ親魚に使用します。特に写真1の仔は青色(空色)が綺麗なのと、黄色が濃いので是非とも親魚にと思っています。


👈の写真2
この仔の鱗はパール鱗の載りが少ない様に見えます、この仔の青色と黄色が少し薄くあっさり感(が清涼感)が有り、この仔も親魚候補の二重丸の仔です。



👈の写真3
この手の色柄の仔が多く居ます、藍色がより黒くなると思っていますが、背部の黄色が茶色に変化するのが少ない色柄の部になります
なので、この手の色柄の仔も親魚に使用して見る予定で居ます。



👈の写真4
写真2と同じ配色と色柄の仔です。清涼感
のある色柄なので、この色柄同士の交配が
出来ればとも考えています。

👈の写真5

👈の写真6
写真6以下の仔はスボ尾なので、当て馬的飼育をしています。

👈の写真7




👈の写真8


👈の写真9

👈の写真10
この写真は前回にもお見せしていましたが、
色柄の説明で大事なので、もう一度ご覧下さい。審査の心構えとしてご理解して欲しいのは「色」はカラーの意味で「柄」は2色以上の配色が表現(織りなす)する紋様の事です。ですので一色のみの色の仔は柄が見え無いので色柄の審査の評価は下位になるのです
観賞魚は形と色柄での評価をする。その評価はイーブン、つまり「形」50対「色柄」50なのです。
此処で書かれている一番右端のぺけ印(×)の付いているのは、
十六 白竜 白色の魚体(白一色の魚の事)
十七 黒竜 黒色の魚体(黒一色の魚の事)
十八 赤竜 赤色の魚体(赤一色の魚の事)
十九 高白竜 紅白の魚体 (赤白二色の魚の事)
    (十九の付いては柄が見られる事から将来に見直しが入るかも知れません)
十六から十九の金魚の色の仔(体色が一色の仔)は審査対象外の×印が書かれています。
此の事から言えば「藍竜(青文一色)」や「黄竜(黄色一色)」は審査対象外の部に入ってしまうのです。しかしながら、慣例としてそれらの色の仔は審査をしているのです。
審査対象になっているとはいえ、順位は下位に位置する時期が必ず来ると思いますので、その事をご理解してご覧頂ければと此の紙面に書き記しています。

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