孵化稚魚の一回目の選別が遅れます

2023/04/19

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 今年は何時もの年より一潮早く採卵しましたが、第一選別を約一週間位遅らす事にしました。
理由は自分の体調の為なのですが、時間的余裕がなくなったためです。
では、その近況を写真でご覧下さい。

👈の写真1
この箱で孵化させました。約68リッターの水量の容器です。この容器で受精孵化させます。孵化後餌の開始からい約週間後には第一選別を開始します。殺菌剤の無添加の為、原理的にはアンモニア窒素の濃度が上がると考えられます。その為になるだけ早めの飼育水の全換えが必要と考えているのです。つまり
尾が開き始めると選別をするのです。

👈の写真2
杓の大きさをご覧下さい。第一選別をしながらこの容器に写します。写真1の容器が68リッターで、写真2の飼育容器は倍の水量が入ります。これで写真3の稚魚を掬いこむのです。糞やブラインシュリンプの死骸はピペットで除きます。しかし今回は無選別のまま移しました。

👈の写真3
糞やシュリンプの死骸を除いた針子、餌の開始より1週間目なので尾は開いている仔も
見られます。例年ならこれくらいになるとルーペで拡大しながら選別してます。
写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下されば尾の開いている仔が確認出来ます。
👈の写真4
写真3と写真4は「丹頂黒百竜」の針子(稚魚)です。この仔達の中には赤色の綺麗な「五花竜」の針子も入れています。黄土色の
帯はミジンコ(ダフニア)です。死卵に付着繁殖の常在菌の増殖を抑制のため投入していたミジンコです。ミジンコは利用目的が達成したためピペットで吸い取り親魚に与えました。


👈の写真5
同じ日に採卵した「黒百竜」の針子(稚魚)です。「丹頂黒百竜」と同じ日の採卵なので
大きさは殆ど変わりません。
只、量が(稚魚の数が)多いのです。選別に時間がかかるだろな~選別前に顎が出そう。


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