色柄の重要性、19

2022/09/02

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 9月4日は研究会、「色柄の重要性」とは私の感性の問題なのですがこの観賞魚の色柄に附いての私見を書いています。魚種を問わず殆どの金魚は夏を越せばもう遺伝子的に冬支度に入ります。
冬支度の条件に色柄もそれに加わります。つまり、鱗も肥厚(冬の寒さに対し)が始まるのです。人間の肉眼では見えませんが。鱗の肥厚と共に色も保温の助けに濃く黒味が増す様になります。なので、あれあれと言う間になんだか黒色が増えて見えるようになるのです。
9月になると夏も終わり日照時間も短く気温も下がり一雨毎に秋の気配が感じられ、特に魚などは敏感に反応するようです。
昨日はにわか雨が凄かったのでその様子を写真でお見せします。


👈の写真1
朝は青空が見えていたのに昼前には急に雲が出て雷鳴が激しく、雨が来るぞ!。
我が家の納屋の前から見た西空、山の向こうは雨が降っている!。灰色の空は雨の色!。




👈の写真2
数分後には見えていた山が雨で見えなくなりました。もうそこまで雨脚はやって来ました!。




👈の写真3
その数秒後、突き当りのの家が雨で霞んで来ました。小さな雨粒がかかるのを感じ始めました。雨がそこまで来ました。この日は久しぶりの大雨です。


👈の写真4
タイトルの色柄の重要性、の説明に移ります。

今年の黒青竜です。頭部の黒い仔と、それに加え襞スカート柄の模様を残しました。
この仔の体部の柄は「鹿の子柄」と言いたいのですが「背鰭」と頭部の間に大きな黒色斑紋があって鹿の子柄を弱く見せています。


👈の写真5
今日の写真は頭部の黒い襞スカート柄と体部の「鹿の子柄」の仔を集めています。魚種で「東錦」の色柄の観賞では東錦の黒色斑紋は「胡麻」を散りばめた様に発色する者が良いと評価されており理由は黒色斑紋が大きいとその下地の浅葱色が消されるからなのです。
勿論、この理由は「変わり竜」にも適用されます。


👈の写真6
黒色斑紋が少し大きいのでは?と感じる仔です。





👈の写真7
頭部と背鰭の間の肩の部分の黒色は無駄に見えます頭部の黒い部分が広いと重く見える。





👈の写真8
写真7の仔とよく似た仔です。





👈の写真9
上層部(背びれ付近)に黒色斑紋が集りすぎなので浅葱色が消されるように見えます。
黒色色素の多い仔なのでしょう!襞スカート柄が証明してます(スカート柄が綺麗と言事です)。

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