来春の親魚、その８

 来春採卵予定の「変わり竜」の色柄の親魚をお見せしています。

何れの親魚候補の当歳魚は明け２歳魚で親となるのです。この題のシリーズは「変わり竜（色物）」だけで、今回で８回目です。つまり、８ペアの採卵をする予定と言う事になり、この上には「穂竜」の採卵も予定してますので、我が家の飼育水槽のキャパは既にオーバーしており、予定採卵を全部ゲットするにはどの様な方法が有るか？　思案をしなくてはなりません。

その心配はさて置き、今回は一年でも早く仕上げたい「丹頂黒青竜」の親魚子候補の当歳魚です。
現在は、写真の様な仔が６尾いますが、雄雌の確定は出来て居ませんが、１～２ペアは確保できるのではないかと見ています。



写真は３枚共に、丹頂柄の黒青竜の当歳魚ですが、黒色の色素の多い表現の仔ですが、今までの経験で、来年の秋ごろには黒色がやや落ちて、下地の赤色が浮き出ると予想しています。
現在飼育の中から来春の親魚の使用する仔は「出たとこ勝負！」と考えています。



※写真は、３枚共に丹頂黒青竜で、頭部は黒色の頭に見えますが、下地は赤色が立派に発色しています。これから徐々に黒色が退色すれば、下地の赤色が黒色に反比例をする様な発色に変化するのです（期待と願望と祈り）。



写真をクリックしますと拡大されますので、大きくしてご覧下さい。下地の赤色が確認出来ます。