身近の自然の摂理、1

2021/11/21

身近な自然の摂理

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 先日の月食、見ましたよ!再会の前に皆で!
でも自分の視力は眼鏡で矯正してもハッキリ見えなくなってしまいました。
眼鏡のレンズはプリズム入りですが、特に遠方の月はダブルで見えてしまうので、単眼でしか見ないのです。

遠大な月の宴の事はこの位で終わりにして「題」の金魚に関係の自然の摂理にしましょう。
金魚飼育水中で繰り広げられる小さな宇宙の話です。

金魚の排出物によって飼育水中が刻刻汚れていくのは、皆さんもご存知ですが、その汚れを少しでも遅らすか汚れを少なくするか! いや、汚れを消すかは、どの様な方法で凌いでいるかが金魚を健康な金魚に仕上げる基本になるのです。

しかし、小さな飼育容器では、金魚の糞による汚れは浄化出来ません!
飼育密度が自然浄化を上回るのです。自分は水換えに勝る浄化は無いと思っていますので、人工的な浄化システムは一切使用してません。

地球規模的な浄化は土壌細菌が全てを浄化してくれますが、それを上回るのが人間が起こす汚染なのです。
本能的に人類はそれを悟ったのかは知りませんが、世界的に人口減の話題が問題視されるようになってきました。
地球規模の汚染と言う事で見れば良い事かも知れません。

さて、金魚の飼育水汚染は金魚にとっては生命の維持的にも大きなダメージを受けるので汚染対策に(飼育水の悪化)一番の関心を払う事が、金魚を健康に(鑑賞的に最高の条件)維持する事と繋がるのです。
病気の観賞魚を見ても心が癒されるどころか、ストレスが溜まります。

冬に多く発症の転覆状態の魚も広義の水質悪化が原因となる事もあるのです。

飼育水の悪化の原因の大部分は、金魚が排出する糞便が原因です。地球規模的に言えば人間が地球を汚しているのは人間が出す生活物質です。その生活物質も下水処理場の完備で大きく浄化出来る様になりつつ有ります。

今の金魚飼育水の浄化設備は(市販の浄化器具)規模的に不完全と思っています。



 写真(上)自分の集めた金魚飼育の為の一般的な摂理資料のスクラップブックの一部。





 写真(中)と写真(下)上記のスクラップブックより、当市の下水処理場を見学した時にコピーした資料の一部で、汚泥処理の基本をこの様な「微生物繁殖状態」を観察(顕微鏡観察)し工程を決定するようです。

※当市の下水処理場建設時は(50年位前だったかな)知人が建設の責任者だったので、時々見学に行ってました。
試験運転で処理場の沈殿槽内でミジンコが異常発生してると連絡が入り採取に行きました。スケールが大きいので、ミジンコの発生も桁違い! バケツに一杯はすぐ取れましたよ! 翌年には本格運転にてミジンコの発生は見られないことになりました。

処理場内には噴水がある池を作り、浄化排水を満たし大型の鯉を泳がせて綺麗な鯉も死なない浄化排水ですと見学者に見てもらっていましたが、今の処理場にはその様なモデル池は撤去されています。

汚泥の分解は自然の摂理(微生物の分解能力に全てお任せ)によってのみ可能なのです。
自然界には驚く事に原油でも分解細菌が生息しているのです。

嫌気性細菌が好気性細菌より分解能力が有るので第一は嫌気層で最終層は好気性細菌と、二段階で処理するようです。

金魚飼育水浄化の市販の浄化装置は飼育水の酸素量の温存から考えれば嫌気性菌による浄化は考えられないので、好気性細菌のみで行う浄化です。浄化装置だけでなく、浄化細菌をも市販されていますが、高価(自分はそう思うだけ)なので使用して居ません(実は使用して見たいのです)。


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