来春の親魚、その7

2021/11/01

来春の親魚

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今現在、飼育中の当歳魚で来春の親魚予定の仔をお見せしています。

で、今日は「五花竜」の仔で来春の採卵にと思って飼育している仔をお見せしてます。前回お見せした仔達(来春の親魚、その6)は、赤色斑紋の面積が大きいのと、赤色そもももの色が少し色的に薄茶色?が混じったように見えるので、赤色の品位が落ちると自分では感じます。
なので、もっと赤色が鮮明な赤色の斑紋を持つ仔を、親魚にと考えて、今回の仔を「五花竜の親魚」にと考えてお見せしています。

前回の雄魚を使用するか、今回の写真(上)の仔を雄魚に使用するかも考えています。
前回の雄魚は、赤色斑紋が少し大きいので、その為にその下地の浅葱色が消える様に見える為、赤色斑紋の大きい仔は浅葱色に被さり「三色竜」に見えてしまうのです。五花竜はやはり浅葱色(青色)が第一条件なのです。

なので、五花竜の仔は、浅葱色と鮮明な赤色を持つ仔を交配させる予定で居ます。今日の3尾の仔は頭部の下地は、丹頂の赤色が見え隠れして、その丹頂の赤色が表面に現れると、あの信号機の赤色に見えるはずです。

我が家に居る赤色が、綺麗な五花竜はこの3尾だけです。今年の仔では、この赤色は3尾しか見られませんでした。



 写真(上)上級の赤色の斑紋が見られる五花竜の当歳魚(雄)只、この赤色斑紋は右の腹部に有り、左の腹部の赤色斑紋がもう少し大きければ安定感が感じられるのですが、思うような配色は最初からは見られません。



 写真(中)この仔も写真上の仔と同じ親からの仔で兄弟姉妹と思われます。赤色斑紋が写真上の仔とは反対に位置してます。雄か雌かは今の所不明です。雌であれば第一候補です。写真上の仔と写真中の仔は浅葱色が良く出ています。



 写真(下)雌です。浅葱色の表現が弱い仔ですが、写真上の仔との交配を考えています。この仔達の交配では尾が襞スカート柄の仔が多く見られるのではと思うのです。

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