来春の親魚、その14

2021/11/19

来春の親魚

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 今日は月食が見える夜だそうです。その時刻は久しぶりの再会がセットされて有るので帰り際に見えるかもです。

「来春の親魚、シリーズ」は今日でお終いにして次回からは自然の摂理の話を自分の知っている範囲で予定してます。

今日の親魚の写真は(写真上)10月16日の品評大会、「穂竜の親魚の部」に出品した仔ですので2歳魚です。
既に分譲先も決まっているのですが、この仔は雄だったので今年の交配にも使用しましたが、もし、来春の交配予定魚に雄魚が上手く見つからなかったら、この仔をもう一度使用するかもと思い、分譲は交配後にと預かっている仔ですので「来春の親魚、シリーズ」の最後に登場させました。



 写真(上)交配に使用の親魚は先人の教えには、完全な魚(仕上がって居る魚)より、何か特徴(良い部分)が有る仔を使用する方が良い結果が得られると書かれております。
だからと言ってこの写真の仔が良い所が有るのかと問われれば、答えられない平凡な親魚ですが、この親魚の産まれた腹の仔で残した仔は雄魚が2尾しかいなかった経験から来春の仔も雄魚が少なかったら大変!との危惧配慮の仔なのです。特に雄は雌より多めに用意した方が良いと思っています。





 写真(中と下)この2枚の写真は、この後に來る(晩秋から初冬)気温の変化に対応の管理を記した水温計の写真です。既にこの水温計を購入の方には、説明無用でしょうが、ご存知ない方には参考までと書いています。

こいペット(H)HIRAO KEIRYOUKI と裏に書かれています。
水温に対する餌を与える回数を書いていますので参考にされたら如何でしょうか!?
鯉専用の水温計ですが、大方の魚(生物にも適用)に応用可能な事と理解をしていますので、金魚の餌の管理も全く同じと思って居ます。

写真下の目盛りの右側は水温と餌を与える回数を書いています。10℃以下になれば金魚も消化液の分泌が落ちて餌を消化できないので餌は切る事と書かれています。
低温になっても餌を与えて居れば消化不良を来し、来春の採卵時期には落ちる恐れが有るのです。
飼育水温と餌の消化の関係も自然の摂理の範疇に入ります。

この水温計に書かれています、低蛋白とは柔らかく炊いた麦、市販の越冬用餌の事です。
人間で言えば「お粥」と思って頂ければ宜しいかと。




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