色柄の重要性、9

2022/08/02

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色柄の話をシリーズものにして書いています。金魚の色柄と言うのは色の斑紋の事です。
観賞魚の金魚は形と色柄を鑑賞して楽しむ(和む)魚です。
「色の白いは七難隠す」と言う。これの意味は「色が白い事は顔、形に多少の欠点があってもそれを補って美しく見える」と言う意味です(人間の特に若い女性について言ってる事)。つまり、観賞魚の金魚も色柄が決まる(綺麗)と、形に多少の減点が有っても減点(欠点)を補って美しく見える(観賞価値が高まる)と言いうのです。
で、金魚の柄の良いのはどの様な色と柄を言うのかは、それを見る方(鑑賞する本人)の感性に関わるのです。なので私から、これこれアレコレと言う権利はないけれど色柄を主張する自分なので、一般の方が持つであろう感性(気持ち)を書いてます。

今日は自然の動物が持つ柄をお見せいたします。ヒョウ柄(豹柄)この柄は人間も何処かのマダムが好む様で、ごく最近はマダムではなく「ペンパイナッポウーアッポウペン」とか言って億の金を稼いだ人(ピコ太郎氏)が着ていた柄です。

虫では蝶がこの名前を付けており私の手にも乗ったりしている「ヒョウモン蝶」がこの柄をしています。なので、この柄をヒョウモン柄と言い、その柄を見せる金魚を「ヒョウモンリュウ(ヒョウモン竜」と呼ぶ事にしました。


👈の写真1
蝶はこの様に色柄で名前が付けられます。
その名も羽の模様から「ヒョウモン蝶」






👈の写真2
赤?橙?に黒色の小斑紋が散らばった図柄です。
この様な柄の仔は毎年一尾か2尾見ますのでこの柄の固定化を目的に交配すればヒョウモン柄として認定可能と思うのです。
ペアーが出来れば来春に交配をやってもいいか~とも考え居ます。
この仔は尾谷が裂けて見苦しいけれどやがてくっつくでしょう。


👈の写真3
右尾筒近くが着色(緋色)を見ません、これが柄の減点になります。










👈の写真4
この仔の斑紋は左腹部には緋色が発色してないのでヒョウモン柄とは言えない。









👈の写真5
この仔の柄は多くの仔で見ます。五花竜の柄で一番多く見る柄です。ヒョウモン竜ではない。

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