金魚は正直

2022/08/09

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 暑い日が続きますね~ (昨日から今日と検査入院してました、退院した処です)
我が家の金魚は屋外で飼育しているので、金魚の熱対応温度ギリギリの所迄水温も来て(上がって)いるのではないかと思っています。
なので金魚の痛みが早いのです。毎日どの飼育池かを全換えを(飼育水全部の水を換える事)してます。しかし、飼育池の水量と飼育数(その池に入れている金魚の飼育数や大きさ)が全て同じでは無いので水の痛みもバラバラで、水換えの順番も適当に行っているのです。
で、今回の写真の様な充血斑紋?出血斑紋?を起こしてしまいました。
この斑紋を見る前には大抵は金魚がかゆそうな行動を起こすのですが観察不足で飼育者の注意が足りなかったことになります。原因は飼育水の「水質悪化」なのです。
「飼育水悪化」が考えられるのは①酸素濃度の低下、②アンモニア窒素の増加、等によるものと考えられます。①の酸素濃度の低下は、イ、高温度による溶存酸素濃度の低下、ロ、好気性細菌増殖による溶存酸素の消費等が考えられますが、金魚の鼻上げや、餌の喰いが悪くなるのを見れば対処は可能と思われます。
②アンモニア窒素の増加は飼育数と金魚の大きさによって刻々と変化しますので試験紙や測定器を持たない自分にはどうにも出来ない。又、アンモニア窒素の増加も好気性細菌の増加によって増加します。細菌の繁殖は水温も影響しこの連日の気温では細菌は最もよい繁殖至適温度となって居ます。

飼育金魚で写真の様な斑紋が現れると私は飼育水の全換えをしてます。得意のイソジンはこの場合は使用しません!。ただただ水換えをしてリセット有るのみです。
水が汚れているのにイソジン投入や殺菌剤の投入で水質悪化に追い打ちを掛けるような事はしない事!。この場合の好気性細菌は病原菌でなく常在菌です。斑紋は水換えで充分完治します。
この仔達の充血斑紋が新しい水を換える事によって幾日で消えるかを観察して置きます。



写真は3枚共に当歳魚の穂竜でまだ本格的な色変わりは見られません。
このままの色で終わるかは不明ですがこのままの色で終わる様なら今年の穂竜の交配は失敗です。




腹部のこの部分の充血斑が一番よく見られる場所です。もう少し変色すれば「黄竜」です。
穂竜の色柄の写真はもう少し後にお見せいたしましょう。








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