浮き袋機能不全症

2021/10/14

その他

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 ここ一ヶ月ぐらい前から泳ぎがオカシイ仔が見られ始め、今日、その仔を自然に返しました。
自然に返したと言うのは近くの小川に放流(捨てた)しました。
この仔達(写真の2尾)は最後は土に帰るのです(人間も全ての生物は最後は土に帰る)。

観賞魚は観賞価値がなくなると飼育価値も無いのです。浮袋の不全は不安定な姿勢になり、鑑賞者を不安にさせるのです。
色々な治療を試みる(浮き袋機能不全を)方が居てそれぞれ治療法を紹介されていますが、それらは全て民間療法の域を出ません。つまり、理論的にもその道の方々にその治療法が認知されていないのです。

結論を書きます。
人間の治療薬でも中々完治しないのにズブの素人が「唐辛子」や「塩」の投入で浮き袋の位置や機能が正常化する事は出来ないのです。
何かのショックで治ったように見えますがやがて病状は再発します(特に気温が下がる時期に)。

浮袋の病変は金魚個々の異変なので、他の魚類には伝染しないのです。なので、自然に返しても天敵の餌になるのが見えているのです。他の類似の魚との交配も不可能なので環境汚染の心配も無用です。


写真は浮袋の異常を見せる明け2歳変わり竜。転覆状態の仔と沈殿(水底に沈む)状態の浮袋機能不全の仔。自分としては餌の与え過ぎで、過剰に肉付きが良くなり浮く袋の気道圧迫?ではなかろうか? との思うのです。なので、夏の時期の餌を与え過ぎたのでは!?等とも考えています。

※写真は2尾共に明け2歳魚で自然に返す前の姿です。

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