進化、改良その2

2021/10/12

身近な自然の摂理

t f B! P L

 今日は我が家のスモモの木の話を書きます。
金魚も果樹も進化、改良しないと時代に遅れを取るのです。果物が好物の私は若い頃から関心が有り年中果物が食べられる環境を、と、初夏の「枇杷(びわ)から冬の「八朔(はっさく)」まで自分で作付けが出来る果樹の木を畑に植えており、年中楽しんでいたのですが、その果樹の木の手入が大きな負担とそれらの木の予防薬による体内酵素の減少(コリンエステラーゼ)に悩まされる事になり、果樹の放棄を決めました。

特に葡萄の木は(8本共に品種が全部違う)年中手入れが必要なので苦しみました!
果樹は作るより、買う方が安いと言う結論になりました。

独り身の今は、生活の全てが(食事も含む)買う方が安く手っ取り早いと言う結論に至っています。

とは言うものの買えない事や、物品も世の中には有るのです。そう言ったものは自分で作るか、加工するしかないものも有るのです。

穂竜も自分で気に入った魚に仕上げないと気持ちが収まらないのです。上手く仕上がらないのでイライラしています。

我が家の季節樹のスモモの木、多くの方から購入希望が有るのですが同じ様な木を探しても何処にも売って無いのです。

毎年、スモモの木の側には小さな芽が生えるのですが、その木を鉢植えにしたり、畑に移植してもスモモの実が生らず、生っても梅の実の様なものが数個なる程度なのです。これは、つまり、種からの木は先祖返りをしてしまうのです。
ならばと昨年移植した苗木に接ぎ木を行って見ました。接ぎ木は成功したことは無いので失敗を覚悟での決行です。

写真はアレコレ考えながらの接ぎ木の結果です。



 写真(上)今年の3月4日接ぎ木終了の図です。



 写真(中)その一か月後の4月18日の写真です。5本の木の内3本が成功したようです。クリップのピンク、薄紫、グリーンが成功で、薄茶と薄黄色のクリップの木が失敗しました。失敗したものはテープより下の台木から芽が出ている、接ぎ木から芽がでないと失敗なのです。



 写真(下)5月14日のスモモの木(接ぎ木)の成育状況です。気の早い物で嫁入り先も決定してます。嫁入り日は来年3月上旬に決めてます。

※手入の簡単な果樹は今も残しています。全てを捨てると廃人になるぞ!と自分に言い聞かせて、でもでも、毎年、だんだん、体力の低下(意欲も)を感じる様になりました。


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