来春の親魚、その2

2021/10/21

来春の親魚

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 10月6日の品評大会から急に気温が下がりすっかり晩秋の気温です。金魚も完全に越冬モードに入りました。
で前回に続き、来春に使用予定の親魚の紹介です。親魚と言っても今当歳で来春には明け2歳魚となる仔なのです。我が家には、2歳魚以上の仔はキャパオーバーになるので、全て手放しました当然今飼育している当歳魚が来年には明け2歳の親魚になると言う事です。で、来春の親魚の紹介は、今年生まれた仔の紹介になります。

写真の3枚の仔は共に今年4月生まれの当歳魚の今の状態の写真です。

前回に続き、今回も「黒青竜」の当歳魚の紹介です。今日の仔は3尾共に黒青竜ですが、前回の仔と比べ、体部(鱗のある部分)に黒色の斑紋が多く見られ別名「鹿の子模様(鹿の子柄)」とも呼びます。
鹿の子のように体部に黒色の斑紋が見られる事からそう呼び、着物の鹿の子柄とは少しニュアンスが違います。この仔達の様な鹿の子柄の仔同士の交配をして、鹿の子柄が固定されているかを確認したく思っています。鹿の子柄の仔も鱗の無い部分(頭、各鰭、尾、各鰭の事)は真っ黒である事が良い(上位)。





 写真(中)の2尾の仔は少し黒色の斑紋が多いので全体が黒勝ちです。もう少し斑紋が少ない方があっさりして見えます。



 写真(下)この仔の浅葱色が綺麗なので親魚に使用したいですね。全て整った仔を親魚にするより、何処か強く感じる仔を親魚にする方が良いと先人の教えです。

※来春の親魚シリーズは現在飼育の仔達です。品評大会後に撮影しました。


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