来春の親魚、その5

2021/10/27

来春の親魚

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 前回に続き、今日も「来光柄」の親魚予定の仔をお見せいたします。

「来光柄」とは、闇の中から朝日が一瞬現れるサマを表現した柄で、黒色は闇を表現し、太陽が暗闇から一瞬に光るサマを赤色系で、しかも濃淡の赤色又は緋色で表現したものです。

そのサマは、前回の仔は尾筒部分が既に赤色(緋色)だったのですが、今日の仔達は表皿の部分からの赤色(緋色)で、尾筒の緋色の発色は見られないので、水平線や地平線から昇る一瞬の日の出を金魚の尾に表現したいろがらなので、自分としては前回の尾筒から緋色よりも今回の色柄の方尾が品位は上の柄と評価しています。

一瞬の日の光は、尾の真ん中よりも少し先端までより明るく照らす方が目立つのではないか、とも思っています。







 写真は(上、中、下)共に暗闇から、光が一瞬に地平線(水平線)から閃いた状態を表現した尾柄です。体部の色柄が良く似ているので、3尾共に同じ親の仔(兄弟姉妹)ではないかと考えられます。「黒青竜、来光柄」と呼ぶのか、「黒頭黒青竜来光柄」と呼ぶか、「五花竜、来光柄」と読んだら良いのか? 迷っています。


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