金魚は観賞魚、形と色柄を楽しむ、5(黒青竜ハ)

2023/07/08

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 色や柄は一尾一尾が同じ色柄でなく人の指紋の様に個々の認識が出来るのです。では、金魚の色柄は同じものが無いかと言うと、よく似た色や柄の仔が産まれ出ます。その様な似た柄の仔を、ひとまとめ(グループ分け)にして色柄の観賞を書いています。
私が取り組んでいる色柄の観賞が書いているのがそれであり、数年前から「黒青竜」の色柄では頭の黒い色を持つ仔を黒頭黒青竜(こくとうこくせいりゅう)と称し、より濃い黒色をした者を上位と見ています。
今日の写真の仔は、黒色斑紋が大きい面積を持つ仔を写真に撮りました。撮影したのは斑紋の黒色(メラニン色素)が未発達時期なので薄い黒色に見えますが、この頃(梅雨の末期)にもなるとかなり増え(メラニンが増え)より黒くハッキリと見える様になりました。
では、体全体に表現される黒色斑紋の大きい仔の写真をご覧下さい。写真を撮った日が一週間以上前ですので斑紋の色は薄く見えますが、今はハッキリと濃い黒色が見られます。

👈の写真1
黒青竜イと黒青竜ロの仔の柄に比べると今日の仔の黒色の柄は大きな面積の黒色斑紋の柄です。黒色の斑紋の大きな柄はその下地の浅葱色の上に現れるので折角の浅葱色が隠れて
見えなくなります。浅葱色と黒色の斑紋のバランスが崩れ黒勝ちに見えます。魚全体が黒色の持つ暗い印象に感じます。


👈の写真2

👈の写真3

👈の写真4
写真は前回の黒青竜ロのグループの仔ですが
白色の洗面器での撮影でも頭部はこの黒色です。飼育池では頭部は真っ黒に見えます。
つまり、頭部の黒色は多くのメラニンガ集まってきたことを意味します。

👈の写真5
写真では右の仔も「黒青竜ロ」のグループに入る仔です。この仔も頭部に黒色のメラニンガ増えてきました。この調子で増えれば頭部の黒色は見ごたえのある肉瘤となると思います。但し、今は未だ時期的に肉瘤は全く見られません。
肉瘤の発達時期は梅雨明け頃からか??

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