金魚は観賞魚、形と色柄を楽しむ、9(五花竜イ)

2023/07/17

t f B! P L

 多色の色柄を楽しむ!。①模様とは単色の色で描く模様で、
            ⓶色柄とは多色の色で描く模様と認識し、穂竜系の金魚が織りなす模様は多色なので「色柄」と表現してます。
今回からは黒青竜の色柄に赤色が加わり、より多色の色柄の観賞の幅が広がりました。
でも、色柄は今で終わる事が無く、今後もその個体の色柄は進化したり、退化したりと静かに(いつの間にか)変化を繰り返しますので、現在の(写真を撮った日)を中心に説明していきます。
「五花竜」につて、五花竜は黒青竜の作出の為、多くの歳月を経て赤色(赤色の遺伝子を)を消し、作出したのが「黒青竜」でした。その為その黒青竜同士の交配でも、時には赤色(オレンジ色で真の赤色で無い色)の斑紋を持つ仔が産まれます。その産まれた仔を毎年毎年、より本来の赤色に近付けて表現させたのが、今年明け2歳魚の写真1で有り、写真2で有ります。
写真1の2尾は雌魚で写真2の仔は雄魚です。この写真のペアで交配しより綺麗な色柄の「五花竜」の作成に挑みましたのが、今回から写真で紹介する仔達です。勿論、数年かけて五花竜の色柄を完成させるように努めたいと考えています。

👈の写真1
この写真の2尾の仔は何れも雌魚です。
昨年の孵化の仔の中では、この2尾が色柄的に我が家で最高の仔でした。気に入った色は孵化させた腹の仔からは、たったの2尾だけでした。後の仔は今年の採卵には不向きの色柄でしたので、この仔ら以外の雌での交配は今年は考えていませんでした。


👈の写真2
同じく昨年の雄魚の中で使用したのはこの仔をメインに使用(多用した)しました。丹頂柄の雄なので丹頂柄の黒青竜や五花竜を狙っての交配でしたが、今年の仔の中からは丹頂柄の仔は殆ど生まれませんでした。
※ 丹頂柄(丹頂黒青竜)は何としても作出したいと考えているのでこれからも引き続き
挑戦します。
👈の写真3
新種の色を遺伝子組み換えで作成する方法が開発されて、それを植物に応用して作り上げたのが「青色の花の咲く菊」です。
ちなみに、遺伝子組み換え技術を使用して動物を改良する事は危険を伴うため認められて居ないようです。
※ 遺伝子組み換えを応用して作成した青い花を咲かせる菊も「16年の年月」が必要だったと書かれています。

👈の写真4
その菊も(青い花の菊も)店頭に並ぶにはまだまだ越えなければならないハードルが有る様です。花粉が環境を変える恐れがあるからだそうです。
今魚の交配は自然交配なので、亀の歩きの様なノロノロ歩きです。遺伝子組み換え技術をもってしても16年の歳月が必要なのです。耐えろ!耐えろ!と自分に言い聞かせています。※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大しますと説明文がハッキリ読めますので拡大してご覧下さい。

このブログを検索

穂竜父ブログにいただいたコメント

記事一覧

ページ表示数

QooQ