金魚の名を色柄で決めて呼んでいます。「色柄を呼ぶ基準は体部の色が基準 になります」。
体部とは鱗が着いている部分の事です。従って、頭部と各鰭は鱗が有りません。なので、頭と各鰭(尾も含む)は別の呼び方を加えています。今日の紹介の仔を例に致しますと「体部が青色(浅葱色)なので「青竜」と呼びます。黒青竜の体部に黒色が見られない仔を「青竜」と言い頭部と各鰭にも着色が見られない仔です。
他の魚種では「東錦」から出たと言われている「天青」や「萩雲青」と同じ色柄の仔と思って頂けたら宜しいかと思います。
※ 「天青」もその後で紹介の「萩雲青」も柄的に同じものと私は考えています。作出が違っていても色的には同じものです。その同じものを作り方が違ったからと言って2種の呼び名で呼ぶ事には反対で有ります。多くの方(愛好者)が迷っているのです。後から名乗った方が降りるべきものと考えています!。登録しないまでも先に発表した方に権限を譲る事がルールなのです。色んな色柄に挑戦して名を付けている者として後出しじゃんけんで勝つような事は控えていただきたいのです。
では、「青竜」の写真をどうぞご覧下さい。
👈の写真1
「黒青竜」の作出過程で、この写真の様な色柄の仔が多く出現します。自分としては黒色も出る事を予想して交配をしましたが、先祖返りの仔が出てきました。つまり、この写真の仔は黒色の斑紋の遺伝子を忘れた仔達です。第一段階での先祖返りの仔です。
では、最初の言った「天青」とか「萩青雲」とかの名前を引用しないのか!。と言う問いには写真2で説明します。
写真1の説明部分の補完になります。
浅葱色(青色)一色の仔を青竜と呼ぶ事の訳
この金魚を天青や萩雲青と呼ばない理由は「黒青竜」の先祖返りの仔で、①パール鱗である事 ②出目で有る事、等が前者の東錦からの仔と出生(魚種の事)が違う事からです。
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