金魚は観賞魚、形と色柄を楽しむ、6(黒青竜ニ)

2023/07/10

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 当地の梅雨明けは平均では7月20日前後となり、そうであれば梅雨明けはもう直ぐです。梅雨明け前から金魚の色変わりもピーク。我が家で飼育の仔達もいつの間にか色が変化してます。「穂竜系の金魚が丸くなるのは何時頃からですか?」と質問を受けました。自分は穂竜系の金魚は小さい時から丸いものと思ってますが飼育経験が浅い方にはハッキリ丸みが認識できる時期を知りたいようです。「丸みを感じる時期はパール鱗にカルシウム沈着の沈着が見られる様になれば丸味を感じます」と答えてます。
金魚の体の部分(体形より)より色柄に関心が有る自分はどうしても、形より色柄に関心が向きます。今回も柄の話です。ご覧下さい。

👈の写真1
観賞魚についての色柄では先を走っているのは「錦鯉」であり、その鯉では既に頭部に黒色の発色を持つ者を作出されています。
丹頂の柄の鯉はどの養鯉家も飼育してますが
黒頂柄のものはまだまだ少ない様です。
私は黒頂(黒頭黒青竜)の作成段階で体部が白い(白竜又は白竜になる予感の仔に)仔に
も黒い斑紋の有る仔が見られる事が有ります。

👈の写真2
写真1の様に穂竜系の金魚(黒頭黒青竜)の作成時にも「黒頭白竜(仮称)」を見る様になりました。黒青竜を作出段階で黒や浅葱色を見ない白竜が多く出来ますが、黒青竜の固定化率が上がると白竜で終わることなく頭部に黒色の載る仔が現れます。この様な仔を商品化する事で観賞価値を高める事も、色柄色柄と言う自分には使命と思っています。
👈の写真3
この写真の仔の体部の色は確実に「白竜」になる仔です、白色のパール鱗が現れ、やがて体部は白色になってしまいます。白一色では無地で観賞的価値は下位の下位に下がりますが、頭部に黒色の斑紋が載る事によって大きく観賞価値が上がるのです。この手の仔の名前を前から呼んで「黒頭(又は黒頂)白竜」と呼ぶ事にしました。体部の色柄が中心の呼び名になります。
例題・・・体部に黒色斑紋が有って浅葱色なら「黒頭黒青竜」と呼びこれ等の仔に赤色が加われば「黒頭五花竜」と呼びます。 追加ですが、写真の黒頭白竜の頭部の黒斑は急にメラニンガ増えて真っ黒に見えだしました。何時か頭部の肉竜が発達しても、濃い黒色の持続が見られるようだと、写真でお見せしたいと考えています。

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