金魚は観賞魚、形と色柄を楽しむ、12(五花竜二)

2023/07/23

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 観賞魚の色柄に付いての楽しみ方、今回は尾の色と柄についての説明です。
尾の色柄も色々と名前が付けられており、穂竜系の金魚の尾にも「襞スカート柄」等もそれに当たります。今回の尾の色柄はもう少しつっ込んだ色柄の「尾」の話なのでご覧下さい。

👈の写真1
昔から尾の紋様に「蛇の目」の柄が言われています。蛇の目として書かれている金魚の柄が、どれが蛇の目?!と疑問の柄を説明している者が有って、本来の姿の「蛇の目模様」を説明して置きます。写真をクリックしますと2倍に拡大されますので、この説明の写真をクリックして蛇の目模様をご理解して頂けたら宜しいかと思います。蛇の目模様とはse説明「2」の蛇の目の様に太い輪をした図形(図案化)したものです。


👈の写真2
御猪口の底に画かれた「蛇の目」の図案。
太い丸がそれ(蛇の目)。



👈の写真3
江戸時代下級武士の内職に「傘張り」が有り其の図案に蛇の目模様(太い輪の形の模様)を描いた和傘を蛇の目模様の傘を(蛇の目傘)と呼んでいたものが今に残っていてこれを蛇の目と呼んでいます。
写真の傘は、蛇の目傘で「漆黒に紅」と言う名が付けられて居ます。

👈の写真4
写真の仔は我が家で飼育中の尾の模様が「蛇の目模様」で色柄的に写真3とよく似た模様です。「漆黒に紅」と同じがらです。
尾皿の廻りに「紅色の太い輪」が見られ輪の外には漆黒?の黒色!。この様な柄(模様)を蛇の目と呼びます。



👈の写真5
赤色の説明を補完の意味で加えて置きました。何年か後には綺麗な赤色の輪の仔も見られると思います。そのような仔は「漆黒に赤」と言います。

👈の写真6
写真6から写真10までは「漆黒に紅」の蛇の目と言います。何れも「五花竜」又は「黒青竜」(体部の色で呼び名は変わる)です。

👈の写真7




👈の写真8

👈の写真9

👈の写真10

👈の写真11
写真11と写真12は蛇の目模様と少し違いが有ります。紅色が太い輪でなく長く尾を引いて見えます。この模様は「来光柄」と言って
「ご来光」をイメージした柄です。なので蛇の目柄とは意味合いが異なる柄なのです。
補完の意味で書いて置きます。


👈の写真12

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