知ってるようで知らない

2022/12/24

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 何年も金魚を育てていますが意外と知らない事が多いのです。知っていてもその事が真実でなかったりします。つまり、嘘を真実と誤解したりしているのです。金魚飼育法を自分勝手に解釈をしそれを真実の様に書いている方が居ますが、私も、それって本当かな~?、とその説を信用してないくせに、ついつい信じる様になっている自分が居ます。
飼育法や治療法を色々書いて投稿されておられますが、それらの半分は受け売りで書いて居るような気がします。
今回は色の話を書きます。実のところ、かく言う私も、色については全く知識が有りません。
黄色と赤色の違いも根本的な理論さえ知って居ません。その様な者が黄色と赤色の金魚の作出に取り込むなんて無謀(無駄な行為)かも知れません、が、取り組まなければ結果が得られないし一歩も進めません。折角何十年もかけて編み出した黄色を次に進めたいのです。黄色と言えば青を加え緑に変化(進化)させるとか!。


👈の写真1
某社の研究ではカロテノイド色素を含む餌(
色揚げ)を与えるのと、色揚げを含まない餌を与えるのとは大きな体色差が有るとのデータが得られたと書かれています。
写真の下部の説明は金魚の体内でのカロテノイド色素の代謝経路も明らかにしている。


👈の写真2
私はミジンコ池にはミジンコ浮草が毎年大量に発生するのでそれを金魚の飼料に与えて居ます。黄色の色素を持つ金魚の体色にはその効果は感じられませんでした。赤い色と黄色の色ではカロテノイドは効果は違うのでは?との疑問が浮かびます。つまり、同じ色素系であっても、違いが有るのでは?と疑問の残るのところです。

👈の写真3
アオコ(緑色の水)に含まれるプランクトン
これ等のプランクトンにもカロテノイド色素は含まれるので緑水での飼育は金魚の体色の赤色が強くなると言われています。

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大しますと字が良く見える様になります。

👈の写真4
同じ色揚げの餌を与えて居ても飼育容器によって色の違いの実験です。
写真では飼育容器に砂を入れているのと砂が無いのとの違いを見た物です。底に砂が入っている方が色揚げ効果が増す実験です。
又、底に入れる砂の種類によっても多少の色揚げ効果は違うようです。
私が良く行く養鯉家には色揚げは絶対欠かせない飼料だそうです。鯉の色揚げは効果が有る様です。


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