穂竜、6

2022/12/13

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 穂竜の来春の親魚候補を、現在飼育中の当歳魚の中からの仔の写真をお見せしています。
古代中国では全てを色に充て、その色を5色に絞って表現しているようです。金魚にも其の5色を表現させて五色=色を花に例えて五花、その色柄を持つ穂竜系の金魚を「五花竜」と呼んでいます。同時発色数は現在はは4色しか発色して居ませんが、5色に発色の希望は捨てて居ません。
五色とは、赤、黄、白、青、黒、の5色の色の事です。それら5色の色は単色で表現させる事が可能であり穂竜系の金魚にも表現させています。穂竜系の金魚に、一番発色が遅れている色は黄色でしたが、その色も発色が出来ています。この黄色が体色として落ち着くと金魚の色柄は大きく艶やかな色彩観賞の魚に変身できるのです。

 穂竜はその黄色が一番重要な色でして、その色の本質の表現に特化しています。
それの(穂竜の色)表現が出始めている仔をお見せします。

👈の写真1
写真は10月17日撮影のものです。
写真2より若い日のものが有りましたので
写真の番号を一つ下げました。
写真2の撮影日より13日若いのでふんたん部の未発達が解ります。黄色はこの時期のものの方が茶色が未だ出て無い分だけシャープに見える気がします。


👈の写真2
今回の写真は全て同じ仔の写真です。
10月30日撮影のもので、黄色が一番美しく
表現されています。茶色の混入も(汚れ)
ごく僅かです。


👈の写真3
この写真は11月20日撮影です。前回撮影と
20日の差でしかないので、日差変動的差しか
見られません。



👈の写真4
記録を見ましたら、写真2と同じ日に撮影してました。違いが有っても時間差的差です。


👈の写真5
12月3日冬眠前の写真なのでこの写真は冬眠明けの写真との比較に使用したいと考えています。
写真1と比べれば気のせいか?基本色の藍色が濃くなった来たようにも見えます。
水温が低下すれば保温維持のため体色全体が濃く(薄黒く)なります。この仔を中心に来春の採卵は進行します。

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大すれば細やかな部分が見れますので大きくしてご覧下さい。

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