新しい色柄に挑戦、1

2022/12/15

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 私が現在飼育穂竜系の当歳魚は全て近親交配(近交系)の仔であり遺伝子的にホモ遺伝子であります。なので、色々な交配のモデルになるのではと内心ワクワクしております、理由は固定化が高い反面、突然変異ができやすい個体になって居る可能性も否定できないからです。
数年前に突如出現した「丹頂黒青竜(仮称)」がそれで在ります。その仔の写真は当ブログの表示にも使用しておりますが、その仔の明け2歳魚の採卵時後に細菌(エロモナス菌)を野生のミジンコ池から持ち込んで親子もろとも死なせてしまい、折角の「丹頂黒青竜」は消滅しました。が、近交系のクロズードコロニーの影響か?再度それらしき斑紋を持つ仔が見られる様になりました。これは是非是非固定化に動く必要有りと思い来春の採卵に挑戦する事にしてますので、その様子(写真)を早々とこのブログをご覧の方に写真で紹介します。


👈の写真1
写真1としたの写真2は同じタイプの斑紋になって居ます。9月頃までは頭部の赤色も綺麗な澄んだ赤色に見えてたのですが、気温が下がり始めると赤色が薄くなってきました。


👈の写真2
この仔は目の出が少し足りません。襞スカート柄で有れば「丹頂鶴柄」になります。
色柄を完成させると、青空に舞う丹頂鶴でシンプルで気高さを漂わせる色柄の金魚になります。



👈の写真3
写真3~写真9までの仔は黒色斑紋が増えてきて頭部の赤色が黒色に呑まれてきました。
始めての丹頂黒青竜(仮称)の時も当歳魚の時期の頭部の色は黒色に近い頭部の色でしたので、この写真の仔達も来春の卵時期後には
黒色も消えるのではないかと淡い期待をしています。


👈の写真4
写真3~写真6までの仔は7~8月頃までは
綺麗な赤い頭部の肉瘤でしたが、体部の黒色斑紋が現れ始めた夏ごろから頭部の赤い斑紋の中にも黒色メラニンが増えてきて写真の様に黒赤に見えてしまいました。



👈の写真5




👈の写真6




👈の写真7
この仔の頭部も黒色に見えますが、この色の下地は赤色なのです。この仔は黒青竜との交配も考えています。


👈の写真8
丹頂柄の良い仔は雄が多い様です。この仔には肩の部分に赤色斑紋が見えますので五花竜です、が、体形から見ると雌の様ですので、雌ならこの仔に上部の写真の(1~6の仔)
雄を交配に用います。


👈の写真9
この仔はしっかりとした顔をしていますがこの仔も五花竜の雌と思いますので、写真8の仔と同じ雄達を相手に用います。襞スカート柄なので鶴柄になればと思っています。
この仔の対比には(写真では上)黄竜を配置しています。黄竜も採卵していこうと思っています。
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