来春の親魚、その1

2022/10/14

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もう冬の準備!。ジンタン藻に池も最低気温が16℃ともなると繫殖力も落ちだしました。全ての生物は秋から冬の準備を始めたようです。一雨ごとに気温は下がって行くでしょう。
来春の親魚候補を上手く越冬になじませる準備をしましょう。それぞれの飼育環境によって違いは有るのでこれが良いと言い切れませんが基本(自然の掟)に従っていれば間違いはないと思います。
今回は越冬に当たり、越冬前に準備写真を撮って以前の写真(幼児期)と、どう変化したのかをおみせします。 

👈の写真1
この写真は梅雨明け時期(7月30日)の写真で幼児期のもので、頭部の肉瘤も未だ殆ど出てません。
下の写真は10月12日の同じ仔の写真です。もう冬の準備に入って居ます。越冬の準備の肉瘤にも栄養が蓄積されたようで、丸く出て来ました。全体に黒色斑紋も増えてきました。






👈の写真2
この写真も梅雨明け時期(7月30日)に撮ったしゃしんです。赤色色素は早くから見られますが、黒色斑紋は梅雨以降に急に現れます。
下の写真は同じ仔(左の仔)の今です。今とは10月12日のものです。この仔の赤色斑紋の際は黒色のメラニン顆粒が沈着しています。この仔も黒色斑紋が増えてきてます。




👈の写真3
写真の2尾の仔の左の仔の写真が下の写真の幼時期のものと思われます。幼児期に既に薄い黒色の斑紋が現れ始めていますが、その斑紋は越冬前の準備期間の間にグングン濃く増え、
体部全体を暗く汚しています。赤色斑紋の際を特に縁取るように黒くしています。




👈の写真4
左右の写真を比べると黒色の斑紋が思ったほど増えなかった仔です。五花竜の黒色斑紋は少ない方が綺麗に見えます。この仔が良い例です。今では両鰓が反り鰓になってしまいました。遺伝するかもしれませんから親魚には使用しない方が無難でしょう。この仔の頭部の赤色の遺伝子を次世代に継がせたいのです。








     👈の写真5 
      幼児期の発色は単純でスッキリ見えますが  今の写真(下の写真)では黒色斑紋の面積も増え、ゴテゴテした感じに見えます。黒色斑紋の面積が広いからかも知れません。


※ 写真の5尾に共通している事は夏を過ぎた現在は黒色斑紋が増える様です。来春になればこの斑紋は薄くなるか?小さな斑紋は消えるのではないかと思うので同じ仔の写真を来春も撮る予定でいます。


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