ミジンコ池、その2

2022/04/15

t f B! P L

今日(15日)も産卵はお預けで、雌のお腹はパンパンで硬いので日曜日の満月を待つのかな~

今回の雨で気温が下がったのが気になって居ます。大抵は南風で気温は上がるのですが・・・

演題に移りましょう。ミジンコは金魚飼育には欠かせない天然の餌でしたが、シュリンプ卵の入手が可能になり、その座をシュリンプに譲るようになってからは話題も消えてしまったのですが、自分としてはどうしてもシュリンプ幼生から人工餌に切り替える時期のつなぎの餌として最高と思っているので、孵化稚魚が30日前後の時の餌にミジンコが入手可能であればと考えて、採卵と同じくミジンコの増殖をリンクしてしまうのです。
自然界ではミジンコの増殖と金魚の産卵は一対になるのです。

ミジンコが彼方此方で採取出来た時代(私の若い頃)の経験では金魚の孵化稚魚の最初の餌にミジンコを与えても孵化直ぐのミジンコを針子が食べるのです。ミジンコ一本で育つのです。その様な経験が有るのでどうしても身近でミジンコを増産したいのです。
今日はミジンコ培養に使用の材料の紹介です。

ミジンコの繁殖にはミジンコの餌が必要で、金魚の餌、のミジンコの餌(植物プランクトン)、のその餌、のことになります。

ミジンコの餌の植物プランクトンには肥料で対応します。液肥が簡単で良いのです。
野菜などにはビールの色200倍に薄めたものを使用しますが300リッター入りの水槽では少し薄めで(適当に)使用します。
液肥は即効性です。

左の写真は500ミリリッターの液肥原液。



植物プランクトンの培養なのでそれなりの肥料を投入します。写真の左は油粕、右の肥料は化成肥料。油粕は有機肥料なので効果に時間(日数)が必要なので、液肥の方が早く効果を見る事が可能。(左の写真)


左の写真(3枚目)
我が家は農家なので常時写真の様な肥料(化成)を常備しており、今回の植物プランクトン培養には左の化成を使用。適量を水に溶解して投入しました。

今時期の気温(水温)では数日で緑色の水に
(青水)なります。肥料投入と同時に前回お見せしました乾燥汚泥(タマミジンコ休眠卵)も投入しました。
今時期の水温では3~4日でタマミジンコは
孵化します。






QooQ