今年の採卵と交配、2

2024/03/07

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 もう採卵迄の日数は一か月後に来ます。数日は寒い日が続きましたが、急に暖かくなるのではと思っています。今日は水換えして起こしました。明日も少し寒いかも知れませんが少し餌を与える予定で居ます。
此の時期を借りて自分の過去をお見せいたします。今回は有る方より中国土産に頂いた「本」からの写真が自分の金魚歴に影響を受けたので、その辺も見て頂けたらと思って書く事にしました。

👈の写真1
中国の文化大革命(1966∼1976年まで続いた)によって旧文化の破棄をスローガンにより、金魚もその影響を受けて壊滅的な打撃を受けたと聞いていましたが。何とか盛り返してきて軌道に乗り、中国金魚此処に有り!で書かれた本です。

※ 写真をクリックすると写真の中の字が2倍に拡大され、読みにくい字が読めます。これからもこの本の中の字を読みたい時は写真をクリックしてご覧下さい。
今後も本の中の写真を掲載する事があります。

👈の写真2
前言(中国語で書かれていますので日本語では前書きとでもいう事かと?)の前のページに印刷された記事です。
2003年8月第一版 同じく 2003年8月第一次印刷と書かれています。中国語と日本語とが漢字なので意味は何とか理解できます。2003年は今から約20年前の事です。
👈の写真3
日本的に解釈すると「黒オランダ(黒色のオランダ獅子頭)」と言うもので写真でも下部に「黒色」と書かれています。全身真っ黒の色の仔の尾は以前にも書きましたが襞スカート柄は私は見た事が有りません。全身黒一色の金魚は変化の激しい現在は単調で飽きられるのです。昭和以前の時代に流行の色と認識しています。
👈の写真4
この金魚も体色(体部の色)で呼ばれています。日本では黒白オランダ獅子頭と呼ばれる仔です。同じくこの本では「黒白色」と書かれていますが、別のページには同じ写真のこの仔は「熊猫(パンダオランダ)」と書かれています。自分が付けた金魚の名で「黄藍竜(黄色と藍色)」の金魚を「穂竜」と呼んでいるのと同じ発想です。只、この様な黒白の色柄は黒色の退化が激し仔がいて白色になったり、黒色が薄くなったりして観賞に堪えなく色柄としては品位が落ちてしまう仔がいます。


👈の写真5
「青文オランダ獅子頭」です。
襞スカート柄は青文色の金魚によく見られる尾の模様です。写真の金魚は長尾で垂れ下がって居ますので「老魚」と見ます。尾には薄い襞の模様がが見えます。
👈の写真6
私が金魚にのめり込むきっかけを作ったのがこの金魚です。我が家で過ごした年月は8年で、夏の暑い日に老衰?それとも浅いビニール飼育池の水温上昇が原因か?その何方かで落ちました。雄魚で今の自分の飼育している穂竜系の金魚の「元祖」になった金魚です。
「黒出目オランダ獅子頭」として当歳魚を購入しましたが、大きくなってこの金魚は青文出目オランダと言事になったのです。当時は中国金魚の輸入が始まったばかりで手さぐり状態だったようです。昭和42年当歳魚のこの金魚を飼育開始です。

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