今年の採卵と交配、4

2024/03/13

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 今年のスモモの木の蕾もようやく膨らんで来たと言うのに気温が上がって来ません!。でも
晴れた日の太陽光は強くなってきてますので気温の上昇も間もなくでしょう。今回は黒青竜の親魚候補の写真をお見せいたします。

👈の写真1
写真1は例の「中国金魚鑑賞」の本に掲載されている写真で「五花珍珠鱗翻鰓」と言う金魚と書かれています(写真左下横)。この写真でご覧頂きたいのは透明鱗の特徴の一つである浅葱色の箇所なのですが綺麗な浅葱色の発色の部分のパール鱗が消えているかほんの少しのカルシウムしか鱗に沈着が見られません。この金魚の側線より下部の鱗にはカルシウムの沈着が鱗いっぱいに広がっています。背鰭付近までカルシウムが沈着しますとカルシウムの下に見られる浅葱色はカルシウムの白色に消され、発色している浅葱色が白色に見えてしまいます。ただそれだけの説明にこの写真を使用しました。

👈の写真2
二月に入り水換え後に写した我が家の「黒青竜」です。今年の黒青竜は全て「黒頭黒青竜
襞スカート(柄)」で今回の写真は「雌魚」を載せています。それで、この雌魚達の背鰭付近の鱗にはカルシウムの沈着が少なく(白色部分が小さい)浅葱色が良く見える仔達です。体部の黒色斑紋は「鹿の子柄(黒い鱗が数枚集まり鹿の子模様を見せる)」であります
👈の写真3
写真2から写真6までが体部には黒色の小斑紋が散らばって見えるこの様な模様を鹿の子模様と呼ぶ。赤色の金魚の模様で「鹿の子更紗」と呼ばれる柄が有りますが、あの模様は
鹿の子柄をデザイン化して、着物の柄に描きその様な模様を鹿の子と言い、金魚に見られる赤い鱗がそのデザインの柄に似ている事から「鹿の子更紗」と呼んでいます。赤色の鹿の子柄の金魚は後には消える事が多いのです。

👈の写真4
尾の張りが横に張り、綺麗な尾形をしているので親魚の第一候補として見たく考えています。
👈の写真5
襞スカート柄が綺麗な仔です。雌と思っていますが雄の体形をしています。
雄かも知れません。

👈の写真6
この雌には赤色の「蛇の目模様」を売りの交配を行いたい。そのような雄を見つけたい。
今は、それらしい雄を探します。

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