今年の採卵と交配、5

2024/03/16

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今年予定の「採卵と交配」、の一つに「黒青竜」も当然挑戦します。そのペアが今回の写真の仔達です。先ずその理由から聞いて下さい。

👈の写真1
今日の黒青竜の親魚候補の仔達は尾の模様が
「襞スカート柄」の仔です。「イッチョライ(その方が持っている一番気に入っている服で有ると言う意味)」の襞スカートを穿いている親での採卵で、親魚の尾が完璧な襞スカート柄のペアなら「襞スカート柄」の仔の出現率が高いのではと考えての交配です。

 
👈の写真2
写真1と写真2が雌で写真3は雄ではないかと思っています。「鹿の子柄」の黒色斑紋と斑紋の大きさは写真1と2の仔の体部に見られる斑紋数と斑紋の大きさぐらいでバランスが保たれている様に見えます。


👈の写真3
この仔の黒色斑紋は写真1の仔や写真2の仔と比べれば多く「黒勝ち黒青竜」と呼ばれています。観賞的には暗く重い感じを見る方に与えてしまいますが、又、別の感じは重厚で高級感が有ると感じる方も居られるようです。乗用車などの色で黒色の車が多く見られるのは高級車と言うイメージを持たせるためだそうです。
👈の写真4
昨年の金魚日本一大会で「中日新聞社賞」受賞の黒出目金です。尾の模様は全身の黒色と同じで黒一色の金魚で尾には模様などは見られません。黒青竜の本来の色は黒色の強い青文魚ではないかと思っています。青文魚の尾の柄には濃淡(襞スカート柄)が見られるからです。本来黒一色の金魚は色の濃淡は殆ど見られません。その事のサンプルに此処に載せてます。一色は柄が楽しめないのです。
👈の写真5
今年は上記の写真1と写真2の仔が雌ならば
写真5と写真6の「穂竜」との交配も考えています。
黒黄竜(こっきりゅう)の作成に挑戦します。写真5は「黄勝模様の穂竜(黄色の斑紋の面積が多い穂竜)」ですが雌雄の区別は未だ見てませんが雌ならば黒青竜の雄を交配します。
👈の写真6
写真6の仔も写真5の仔と同じ目的で交配に参加させる計画です。2尾の穂竜は共に尾がスボなので問題は有りますが黄色が綺麗な仔なので期待してますし、穂竜同士の交配にも使用して見たいと考えています。
この仔のふんたんは発達しているように見えます。口先とふんたんの先が一線上に並ぶように見えるからです。穂竜系の金魚の顔の特徴は「龍頭(たつがしら)」です。龍頭とは
口先よりふんたんの先が出ているのが特徴です。ふんたんが見られないのは出目浜錦顔になり「穂竜系」では有りません。

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