金魚は観賞魚、形と色柄を楽しむ(1)

2023/06/28

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以前(江戸時代から昭和の終戦まで)は、真夏の涼は(一般家庭には扇風機や冷蔵庫の無い時代)は、金魚や風鈴で涼を感じる夏の風物詩でしたが、現在の社会ではクーラーが設置され視覚からの涼は絵に描いた餅です。
趣味にペットの現代は金魚は観賞魚としてのみの飼育に変化してしまいました(涼としての役割は終わった)。題の如く観賞魚の役割は人に和みを提供する事です。金魚を観賞するために鮒をより進化させ形や色柄を進化させて鑑賞するようになってしまいました。
ランチュウはその形を早くから進化させて競い合ったもので「金魚の王様とか泳ぐ宝石」とか呼ばれておりますが、色柄は
昔から殆ど進化させられずにいます。これでは色に飽きた愛好者が減ってしまいます。もう少し色柄を取り込めば人気が戻るかもしれません。その事に早くから気が付いている方々がいて、ランチュウの色についての変化を求め色んな色柄のランチュウを世に送り出しました。例えば「江戸錦、桜、黒、茶、瑪瑙らんちゅう等」と。しかし、現実は形や泳ぎに特化し、赤色と黄色、白色以外のランチュウは種が異なる様で汲み入れてもらえません。その事を考える時期に来ているのではと思えてなりませんが、その様な考えは自分だけでしょうか?
既に以前から、その事に心を配る所があって、それを売りにする企業もあります。その事を自分は喜ばしく思ってここに書いています。それはランチュウの柄の事です、色は同じでも柄に気を配るランチュウの見方で有るのです。この様な柄を重視する見方に自分は賛同するのです。以下は
これに真似ての記事になりますので賛同を得ればと思っています。

👈の写真1
金魚では有名な浜松の「清水金魚」さんの通販カタログです。カタログの表裏の写真です。このランチュウの絵のカタログは何年も同じ絵での通販カタログが続いています。




👈の写真2
通販カタログの表紙の絵です。ランチュウの模様(斑紋)の絵と絵柄の名前です。
「色分けで楽しむらんちゅう模様」と書かれています。




👈の写真3
通販カタログの裏側です。頭部の模様とその模様の名前が記されています。


👈の写真4
模様が観賞価値に重要かが書かれています。
希少価値の有る模様の金魚は値段が3~5割高と説明では書かれています。
※ 後に書きますが金魚の模様(色柄)は、思った以上に現れません。人の顔と同じで一尾一尾異なる顔をします。色柄を狙えば形は総崩れでしょう。今の私はそう言う状態です。今年(今は)
はそれを実感してます

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