水温の上昇と水質の悪化が悩み

2023/06/17

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 とうとう夏が来ました。水温の上昇が水質の悪化を早め、飼育稚魚にも影響が出始めました。昨年より多めの採卵の為、孵化稚魚の数も多く、稚魚の手入に四苦八苦しております。
何日ケ前、飼育水の悪化の影響で稚魚の体部に充血(出血とも言う)の症状が見られたことを報告しましたが、その治療にエルバージュの投入をした事を書きまして、一時は治まった様にも見えましたが完治には至らず再度の水質悪化に多くの仔の体部に更なる充血を見せ始めました。つまり、エルバージュの投入では完治をしてなかったと言う事になり、再度、心を正して取り組みました。
どの様にしたかを書き込みますので参考にされたら如何でしょうか?
では写真で説明いたします。

👈の写真1
写真の2尾の仔は体部(腹部)に赤い充血斑を見ます。これは出血と表現する事も有りますが、自分は充血と見ていますが出血を伴っているかも知れません。ならば重症と見ます。
水質悪化がここまで(充血から出血へと)進むメカニズムは詳しくは書かれていませんので
スルーします。


👈の写真2
飼育水の水質悪化を、そのまま飼育してますと体部の充血の仔の数は増え、充血斑はより赤く出血に進むようです。
出血が始まると治癒は困難になってポロポロと落ち始まります。
👈の写真3
治療は当然の事ながら
飼育水の水質悪化は飼育水そのものを新しい水に換える事が一番の処置の方法です。
充血の原因が不明なので、稚魚の体力が落ち
細菌の感染を防ぐためにも予防薬として殺菌剤の投入をして置きます。使用の薬剤はイソジン消毒でイソジンはこの説明ではウイルス
にも効果が見られるとも書かれています。
充血の原因はウイルスかも知れないからです。

👈の写真4
近くのドラックストアで購入しました。イソジン液です。傷薬を推奨します。嗽用を使用すると言う方が居られるのですが間違っていますので嗽用は使用しないで下さい。


👈の写真5
イソジンの30mlです。容器の表の説明です。
金魚の治療薬として使用の場合は安価で助かります。
プロ(養魚界)では動物用イソジン液として大容量のイソジン薬を販売、使用しているようです。その処方が有効ヨウ素7mgなのかも知れません。写真5のイソジン液は人間の傷用に使用の処方で有効ヨウ素10mgなのです。

👈の写真6
この傷薬は写真3の説明の様に使用すると
宜しい。(有効ヨウ素として10㎎)と書かれています。使用説明(写真3の)では有効ヨウ素7mgと書かれていますが、3㎎多く入っていますが大丈夫です。このイソジンの濃度を無視して説明書(写真3の)の使用量を使用します。
※ 永久浴には飼育水10ℓに4滴添加と書かれています。自分は1ℓに4滴を添加に15分
間の薬浴に加えて永久浴槽に移しましたが少し稚魚は弱りますが、一晩経ると回復します。
回復を見たら餌を少し与えて様子を見て元気そうだとそのまま飼育しますが早めの水換えは
必ず行う事です。数日で充血斑は治まります。


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