来春の親魚候補、(番外編)

2022/11/18

t f B! P L

 近親交配の副作用として、突然変異の問題があります。上手く行けば新種に繋がる事も有りますがその殆どは「奇形」として処理せざるを得ない事の方が多いいのです。金魚で言うなれば飼育者(交配者)が選別淘汰で処理をすると言った処です。自然界では鮒の天敵がその処理を受け持ってくれます。
我が家では前回紹介しました背鰭の短い仔が数匹いましたが私が選別段階でミスって今でも飼育しています。
で、今回の仔は前回の様な背鰭の付け根の欠損の仔で無く、「鱗の大小の異常」であります。この「大小の鱗異常」を「竜鱗(りゅうりん)」と呼ばれているようです。何年か前からこの鱗を持つ仔が市場に出始めていますが、我が家の今日お見せします仔の鱗は「パール鱗」
の鱗なので、「パール竜鱗」と言った処と思えば宜しいかと思います。鱗に詳しいあの先生に
引き継いで頂けたらと考えています。
ではその仔の写真です。


👈の写真1
上見では左尾筒付近の鱗がカビタ様にボーッと盛り上がって見えます。



👈の写真2
左側線と、背鰭の間の鱗が6枚程度変形の鱗です。
パール鱗の「竜鱗」であれば初の変異鱗では無いでしょうか?。パール竜鱗を次世代に受け継がせる事はしんどいね~。数年の内に同じような鱗の仔が産まれれば良いのだけど…

このブログを検索

穂竜父ブログにいただいたコメント

ページ表示数

QooQ