来春の親魚候補、その10(黄竜ロ)

2022/11/12

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 私事ですが、11月8日午後3時頃より腹痛で夜7時頃から入院してまして昨日11日退院しました。腹痛は何とか回復しましたが、いまいち本来の調子に戻って居ません。
では、本題に移りましょうか、
来春の親魚候補シリーズも10回目となりました。今まで紹介した仔は全て当歳魚です。
尚且つ、穂竜系の仔で有り近交系でも有ります。このブログをご覧の方も近親交配で有り、私と同じ様に近交系の方もいらっしゃるのではないかと推察いたします。私から引き継いだ仔達は全て近交系なので、そのつもりで交配を考えていただければ宜しいかと思います。
前にも書きましたが、近親交配を重ねる事、約30年(近交系の条件は20代以上兄弟姉妹交配を行うと固定度が高いとされている)ものによってはそれ以上の世代を重ねて来た種でもあります。
なので、私は「穂竜系の金魚又は魚」と表現をして居ります。穂竜系とは①パール鱗、②ふんたんを伴った高頭、③出目である事等です。以上の条件は3条件共に体形の条件で有り色柄については、未だ遺伝子的に決まって居ません、というか、遺伝子的には色柄はどの様な部署がそれに関係するのか?が、私は未だ知らないのです。

その部署(何番目の染色体)の、その部分の塩基配列によって色柄が決まるのだと思われるのです。多分経験上で思うのは個々の塩基配列が違うから色んな色柄が見られるものと思っており、牛の鼻紋や、人の指紋の様に個々の識別に用いられる様な
多様な塩基配列なのだと思うのです。
そこで色柄の遺伝を考えるに当たり「クローズドコロニー」と言う考え方を取り入れての交配を行っております。
穂竜や変わり竜の色柄の統一を考えるとこの方法がよいのではと思い今日お見せする仔もその様有考えで交配を使用予定でいます。
 今回の写真の仔は全て「黄竜」です。穂竜の作出過程では必ず「黄竜」「藍竜」「穂竜」
の3つの色柄に分かれます。これを「クローズドコロニー」で分離出来ないかと思っているのです。自分としては「黄竜」同士の交配は行いませんが、この仔達と穂竜とか、この仔達と藍竜との交配は考えられる交配と思っています。
私の色柄に附いての考え方は「体色が一色ではやがて飽きられる」!。黄竜は一色なので
何時までも一色に執着しないようにと思っています、が、綺麗な一色も観賞価値は立派にあります。


写真は全て「黄竜」ですが中には茶色がはいり「黄茶竜」(仮称)も見られたりしますが
「黄竜」の純血は未だ見ないからです。
これ等の仔達同士の交配では綺麗な黄竜は見られるかも知れません。









右の写真の仔(上から4番目)は眼幅が広いのと山吹黄金と、それに尾筒の色が綺麗な青色なので、穂竜との交配を考えています。






右の写真の仔(上から6枚目)も写真4番目の仔と良く似た配色です。特に尾筒の青色は綺麗な色です(写真ではあまり見え無いですが)。








これ等の仔は全て今現在飼育中の仔達です。
黄色と赤色(緋色)の仔が作出可能かを交配で見てみたいと思うので赤勝ちの五花竜との交配を考えています。
※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。




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