予てより「赤穂竜」の作出を試みていましたが、今回(今シーズン)からは本気に取り組みます。過去にも同じ様な交配で産卵したものを、穂竜や五花竜等他の卵と同じ容器で飼育していたために赤穂竜の「F1」の区別がつかなく、結果は、うやむやな事になっていたので、今回からは最後まで別容器の飼育に切り替えます。
穂竜は「稲穂」の黄金色をイメージした色柄でしたがので黄色と藍色の2色の色柄の錦魚ですが、赤穂竜(あこうりゅう)は古代米の赤い色の稲穂、つまり、「あかほ(赤穂)」のイメージの錦魚なのです。
赤色の穂なので「あかほ」なのですが、此処は出生地の「あこう」と言う呼び名を借用して「赤穂竜(あこうりゅう)」にしたく思って強引にその呼び名の発音にします。
未だ出来ても居ない錦魚なのに名前だけが先走りするのでご勘弁!。
で、今回使用の親魚が下記の写真です。
「写真1」左の雌魚は今シーズンは既に一番仔を出産しており、今回の2番仔で赤穂竜の
作出を決行しました。
色に見えるが前回の丹頂黒青竜の赤色と同じ様に赤色の下地の上に黒色のメラニンガ被さる様に発色する遺伝子が影響するようです。
それが我が家の金魚の赤色の発色パターンの様なので今年の仔の中にそのパターンを破る発色の仔が産まれればベリーグッドですけれど上手く行く事を念じつつ世話をしようと思っています。
「写真3」と「写真4」は共に写真1と写真2のそれぞれのペアーでの交配(5月6日)
で採卵した卵(赤穂竜仮称のF1)の3日目の卵です。
マット(防虫網)に付着した卵に水流が当たる様にマット(受精卵)と飼育容器の底が付着しないように針金で隙間を作っているのです。
で採卵した卵(赤穂竜仮称のF1)の3日目の卵です。
マット(防虫網)に付着した卵に水流が当たる様にマット(受精卵)と飼育容器の底が付着しないように針金で隙間を作っているのです。
写真の中のアルミニュウムの針金がそれで、受精卵に水流を当てる事は酸素ガスの吸収を
より多くする事で細菌の付着が免れるし、卵中の胎児の健康にも良い方に影響します。
より多くする事で細菌の付着が免れるし、卵中の胎児の健康にも良い方に影響します。
「写真5」左の写真は計画通り受精後4日(5月9日)今日の午後には完全孵化。
マット(防虫網)にて寝ています。2日後には餌の開始です。2番仔なので卵数は少なく約1000個位の産卵数でした。
この仔達は他の稚魚とは混じらない様に飼育します。どの様な色柄の仔がF1として現れるかが楽しみですが、赤穂竜の作出には早くても数年は経るでしょう。上手く行かなければ全てが無駄になります。
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