何回も、何回も書いてます。観賞魚の金魚の話です。金魚は他の観賞魚(錦鯉やメダカ)と異なり①形(変化した形)が、観賞の中心でした。しかし、遺伝子的に簡単に形は変えないように進化しております。同じ形を観賞することは変化の激しい現代人には飽きられるのです。②の色柄の変化は少しづつでは有りますが変えられるのです。又、柄もデザイン可能なのです。
穂竜系の金魚の飼育で、その色柄の改良計画中に見られる色柄を表現させる金魚が見られればとの思いで紹介してます。黄色と藍色に茶色が絡んだ三色の色柄の「黄茶藍竜」です。今回の仔は、ほぼ完成に近い色柄の仔達です。ご覧ください。
この色柄は穂竜の作出過程で必ず見られる色柄であります。穂竜の原色(基礎色)は青文魚から進化させた色柄ですが、青文魚には茶色の遺伝子が潜性遺伝子として存在しておりその茶色が出てくるのです。この3色の遺伝子は同等の表現を主張する強さになったようです。背びれの前方の茶色は濃く藍色と混合し焦げ茶色です。体部は3色共に色が濃く表現されています。
👈の写真2
👈の写真3
個人的にはこの配色が気に入っております。斑紋の占める割合がバランスが良いのです。
色の濃さもそれぞれイーブンで色と色の際(境)もハッキリしてます。
👈の写真4
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