穂竜系の金魚の色柄について、と題して書いていますが、今回も穂竜の色そのものの事を書いています。色んな説明をいろんな方がされていますが、穂竜の作出をした私の意見を聞かないまま 、想像で穂竜を書いていらっしゃるので、私から見るとエッ肝心な事が抜けている。特に色柄の説明には全く納得がいきません。穂竜の説明は形だけが先行して説明されています。穂竜と言う金魚は①その形と②その色柄(黄色と藍色の2色のそろった金魚)が穂竜と言う金魚なのです。また変わり竜と呼ばれている金魚は、①形が穂竜と同じですが②の色柄が全く違う金魚群を言います。形が同じと言うのは、穂竜から形を変えないまま、②の色柄を進化させた金魚を変わり竜と呼び、変わり竜には色んな色柄の仔が出来ましたので、その金魚の体色を名に付しています。体色(金魚名が)が異なっても、穂竜と同じ形をしていますので、穂竜系と書いています。お願いです!。穂竜系の金魚の色柄についてのシリーズを最後までご覧になって穂竜系の金魚の理解を高めていただきたくお願いします。
👈の写真1基礎色は青文魚青文魚の藍色の色がそれです。穂竜の色は青文魚の藍色から黄色を導き出し仕上げた色なのです。この柄に仕上げるのに費やした年月は31年の年月を掛けました。それでもまだまだ改良点はいっぱいです。黄色と藍色の色柄の金魚は世界で穂竜だけです。
👈の写真2
写真の上の金魚は茶色が被さっています。尾筒の藍色が良く出ていますので残しています。写真で下の仔の黄色の斑紋が左右に綺麗に発色してます。際の茶色が品位を下げてます。 藍色は濃くキレイに発色してますのでこの藍色は残したい色です。
👈の写真3
写真のこの2尾は親魚にしたいと考えています。
尾筒の藍色も綺麗です。
👈の写真5
👈の写真6
藍色は当歳魚の秋の季節(冬眠前)が一番綺麗な藍色を見せます。冬が来ますと防寒の準備を金魚も行うのです。防寒とは冬の寒さに耐えるためです。どのような事が金魚に起きるかと言いますと金魚の鱗がそれを担います。鱗の肥厚が始まるのです。鱗にメラニンが蓄積され黒色が目立ち始めるのです。綺麗な青色がやがて寒さに比例し、黒色に変化します。綺麗な藍職は今時期だけに見られる色です。
👈の写真7
茶色の見られない黄色なのですが藍色が薄く弱いのが弱点です。それでも茶色を消すためにこの仔を親魚にします。体形から雌魚と見てます。
秋に一番よく見られる「鱗雲」の写真を3部お見せしています。これは穂竜の藍色の色の鱗にカルシウム沈着が見られそれが鱗雲と似ているのです。「鱗雲」は高度5000~13000m
に現れ魚の鱗の様に見える雲の事で巻積雲と言う。
に現れ魚の鱗の様に見える雲の事で巻積雲と言う。
鱗雲下の稲穂と言う自然の風景のイメージをしていただければ幸いです。
👈の写真11
👈の写真12
黄色と藍色のツーショット。付録の写真を添付しました。
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