穂竜の稚魚の今、1

2024/07/08

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 今年の採卵シーズンは①穂竜を3回採卵させました。その他には②黒青竜と③五花竜です。何れの仔も計画通り育っています。水換え時に選別を兼ねて飼育匹数を減らして(少しづつハネて)います。※穂竜の採卵は3回共に別々の雌親を使用しました。
今回は、①の穂竜の仔の今を写真でご覧下さい。

👈の写真1
4月16日の採卵の仔で、写真は7月5日撮影のものです。茶色の斑紋が梅雨の末期から水温の急上昇の8月にかけて黄色に退色する予定です(黄色に変色ができなければ茶藍竜になります。

👈の写真2
出目は既に始まって居ますので、この頃に出目の性質で無いかが判明します。出目でない仔か、出目であっても目の出が悪い仔は、飼育方法を(飼育条件を)変える事をお薦めします。何時も飼育水の水換えをして綺麗な水で飼育をしていると、目の発達は進みませんので、青水飼育をお薦めします。餌は少なめに与えます。

👈の写真3
目の出方が10時10分の方角に向くのは、良く無いと言われていますが、ふんたん部に肉が付けば幾分かは修正されるでしょう。

👈の写真4
稚魚の目の出が悪いのは、飼育条件で無く、親魚に使用の魚に遺伝的な要素が有る仔ならば、目の出る出無いは別問題で、親魚の選定が間違っています。先祖返りの遺伝子を持つ親なのですから、そのような仔は親魚には使用してはいけません。
👈の写真5
眼幅の広い仔を親魚に使用します。ふんたん部が貧弱な仔を親魚に愛用しますと、ふんたん部は、無い仔が多くなり、スピッツ(浜錦顔)になってしまいます。穂竜系の親魚に浜錦を交配させると、先祖返りに有って浜錦顔になります。穂竜系の金魚は、浜錦(高頭パール)より改良した(進化させた)金魚なので後戻り(先祖返りをさせないで)をさせない交配を推奨します。

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