穂竜と言う金魚をを考える、1

2024/07/22

t f B! P L

 金魚は形と色柄を観賞する。形と色柄だけかと言うとそうではない。形と色柄が醸し出す「味」つまり、品位です。形も色柄も決まると品位も自然に決まるのです。これから私がその品位を求め未だ未完成の「穂竜」の形と色柄の方向をこのブログをご覧の皆さんと考えて見たいと思って書く事にしましたので引き続きご覧下さる様お願いします。
で、全ての生物の品種は天然の(自然の)品種が一番強く、億年の単位でその遺伝子が自然に適応する様、進化してきているのです。鮒から変化の「ヒブナ」を僅か数百年の期間で人間にとって観賞価値の有る金魚に変化(進化?)させましたが、僅か一回の交配でも先祖返りをするように元の遺伝子(鍛えぬいた自然の進化した遺伝子)に戻る様に仕組まれているのです。
つまり、遺伝子は突然変異を起こしても、もとの遺伝子に帰る仕組みが幾重にも組み込まれているのです。それは人間の遺伝子も同じで、正常細胞の核に有る遺伝子が、遺伝変異を起こし、癌化してもその癌化した(変異遺伝子)を元に戻す作用が幾重にも用意しているのです。しかし、その変異遺伝子を元に戻す作用が何らかの原因で効かなくなると(例えば癌化する場合は年齢的に免疫作用が落ちる年齢に達した時とか、タバコやアスベストとか負の環境変化が加わると遺伝子の変異を止められなくなるのです。
私事ですが、私は昨年、「前立腺癌」を患い、「ホルモン療法」と「粒子線治療」を済ませましたが、遺伝的な要素に加え、環境と年齢的な要因での発症と思っています。私の前立腺癌の治療は御蔭で(医療機関に無理を言って金魚の繁殖期を避け昨年の9月から12月中旬に)一応終了しました。人間の病気と遺伝子の話は次の機会にします。

穂竜と言う金魚の改良の話をしますが、金魚考える(1)として「葡萄」の話をお聞きください。

自分は農家の倅です。小さい時から米作りを手伝ったり父が亡くなると自分が主で米作を続けて居ましたが、イヤイヤ物真似の米作り農家でした。トラックター等の農機具を購入する力もなく、今は他人に任せています。
その米作田んぼを埋め立てて葡萄の苗木を植え葡萄作りを始めました。勿論、この頃から既に金魚の繁殖は行っていましたので、大忙しの毎日でした。なので、葡萄作りの話は私の廻りのどの方よりも詳しいのです。
果物が好きで年中食べられる様に色んな果樹を植えていましたが、色んな果樹の手入の中では、葡萄の管理が一番手間が多く、年中忙しいのです。葡萄作りは年中手入れをする必要が有るのです。色んな品種の葡萄を作付けしてましたが、手間に殺される(薬害や多忙によって)。結果、果樹は自分で作るより購入する方が良いと言う結論に至り止めましたが、今でも思い出して作ってみたいと思ったりもします。この葡萄は(写真の葡萄)右が「シャインマスカット」左が「ピオーネ」で右の葡萄のシャインマスカットの話をします。シャインマスカットは1988年 農林水産省、果樹試験場安芸津試場で交配から誕生まで20年以上の歳月を要したと言われています。
巨峰系品種「安芸津21号」とマスカット系品種「白南(ハクナン)」を交配したと言われています。糖度が高く17度から20度で葡萄ではトップの糖度と言われています。
広島県が産地だそうですが、33年の歳月を掛け作り上げたとも言われています。この葡萄シャインマスカットが反日のK国に持ち込まれ、すかさずC国にも渡って作出国の日本の輸出に(シャインマスカットの輸出)大きく損害を与えたと書かれています。
シャインマスカット(葡萄)だけでなく、イチゴ、ミカン等も同じ様な被害に遭ったと書かれています。しかし、しかし、これらの果物の作出に関わる基礎知識が欠如したままでは、シャインマスカットの糖分維持が出来ずに(先祖返りの現象)糖度が落ちて、ただのマスカット味に戻ってしまった様です(K国やC国産のシャインマスカットの品位が落ちた)。
写真の葡萄は名前と産地のラベルを貼って品位を保証の担保としているようです。
穂竜も私の名前を語る販売店も見られる様になってしまいました。その様なお店に出荷した覚えは有りません!。

さて、穂竜の話に戻します。
穂竜は黄色と青色(藍色)の2色が織りなす色柄の金魚を言うと会報に記しています。その様に記されて居ながら自分的には完成の仔を見ていませんので、人にはそれは穂竜ではない!。藍竜です!。と心の中で毎回叫んでいます。これが穂竜の形と色柄だよと言う仔を穂竜を愛してくれる方々に紹介したいのです。自分的には未完の穂竜なのですが、毎年、少しづつ良くなっているのも実感してます。
ごく最近、某有名金魚園さんから電話が有って、韓国のバイヤー様が穂竜を見たいとおっしゃるので見せて下さいと電話が有り、来られました!。「譲って欲しい」、雄一尾でも良いから」とお願いされましたが、結局渡さずに終わりました。バイヤー様が帰られてから、気が付きました。雄一尾で何をするのかと!?。他の種類の雌との交配を考えたのでしたら大間違いです。そのF1 は必ず先祖返りをして、F2はもう取り返しのつかないものに変身します。そのような頂点にいるのが穂竜系の金魚と認識ください。私的には「穂竜系の魚」が他国「韓国でも」話題になって居る事が解ったと言いう事です。
此処で書きますが、今、会で飼育している仔は「藍竜」に先祖返りをして居る仔が見られます。これから以後、私がこのブログに今年の仔の写真をお見せしますが、それが完成の穂竜とは言い切れません、少しでも前進させたいと変化した穂竜の当歳魚をお見せしようと思っています。何時も言っていますが数年のうちに穂竜を完成させたいと思っています。




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