金魚の病気の話、4

2023/09/28

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 生物は長い歴史の過程で、全ての生物には天敵が出来ました。「弱肉強食」と言うのがそれで有り、金魚も免れません。空からは鳥が、周りは猫、アライグマ、頭の黒い奴など、目に見える物ならば対応の仕方も有りますが、微小のものならば厄介です。顕微鏡などで確認しなければなりません。金魚を死なせずに飼育が大変なのに微小生物(細菌、原虫)等の確認まで行う事は難し。
金魚の病気で治療可能なものは罹患原因の微生物の殺菌除去位しか出来ません。その病原微生物の除去の事(話)を此処に記していますので参考しして頂ければと思い書いています。消毒剤では金魚に無害な薬剤を使用する事が出来れば宜しいのですが、市場に出ている消毒剤はこれが一番良いと言う薬剤は有りません!。人間に使用の薬剤でもそれなのです(完璧な消毒剤は無いと言う事)から金魚の「消毒殺菌」に使用の薬剤などは、全く見向きもされません。人間に使用の薬剤でごまかしているのが現状なのです。その様な現状で、私が今回使用した薬剤の「過マンガン酸カリウム」の使用理由と使用結果をこのブログをご覧の皆さんにお見せいたします。

👈の写真1
過マンガン酸カリウムを使用する注意事項が書かれています。鯉の吸虫類に使用の要綱なので金魚の場合とは若干違いが有ると考えられるので、使用量も少ない量で使用しました。字が小さくて見難いので写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大しますと何とか読めます。

👈の写真2
何時もお世話になってる有田農産(養鯉家)
の鯉に使用の殺菌消毒使用法表の「過マンガン酸カリウム」の項を抜粋してお見せしてます。吸虫類に使用の薬剤濃度です。
この表も鯉に使用の処方です。金魚に使用濃度でも殆ど変わらない処方と考えていまが、今回使用の「過マンガン酸カリウム」の濃度はやや控えめの濃度を使用しました。

👈の写真3
「過マンガン酸カリウム」を常備してなかったので少し頂きました(無料です有難う)。
原末です。この様に黒く見えますが、水で溶解しますと紫色に見えます。
👈の写真4
水1tに1gの水溶液を作りましたが、その量(過マンガン酸カリウム)つまり、水1リットルに1gの溶液です。
過マンガン酸カリウムの量を測るのには写真4の秤を使用しました。左の一本のものは農協で農薬を測るもので農薬を購入しますと無料でいただけます。スプーンの上は2グラムを測れて、下では1g測れる優れものです。
右のスプーンは大創で購入したもので、シュリンプ卵の秤に使用してます。単位はmlになってます。

👈の写真5
この写真は水3リットルに3グラムの過マンガン酸カリウムを投入溶解液です。この液を、水1tの新しい飼育水に1リットル入れると(水1トンに1gの過マンガン酸カリウム水溶液になる)、その飼育水容器に病魚金魚を入れ2日間そのまま放置します。勿論エアーレーションは続行しますが餌は切ります。
※ 次回に続きます。


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