金魚の病気の話、3

2023/09/26

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 金魚の病気の事を書いています。この夏に私の飼育金魚が感染症に罹患した経験を書き残しており、この掲示板をご覧の方に少しでも役立てばとも思っています。
で、前回までは金魚の動作(症状)によって診断される異変の表から、病名(原因)を割り出し(推測し)治療に入ります。今回からは治療編に移行します。
先ず、一番簡単な方法は「塩」の投入と治療薬剤の投入ですが、前に前回に書きましたが、全ての病気に塩を使用する様進めておりますが私は「塩」の投入はお薦めしてませんが、今回の飼育稚魚の病変は、塩を投入してその効能を確認しました。
確かに少し元気(回復)になった様に見えましたが・・結果は元気になった様に見えただけでやはり無駄だったと(塩だけの投入では金魚の病状は何ら回復しません)言う事でした。
その塩を投入した飼育水に、今度はエルバージュを説明通りの濃度を投入して様子を見る事にしました。結果、何れの(塩もエルバージュも)全く金魚の症状(病状)に変化が見られず、
寧ろ逆に病状の悪化が進んでしまいました。
手持ちの薬剤で病状の進行を止められないかと考え何時も使用の「イソジン」での使用を行いました。
では、イソジンの使用を順を追って説明します。写真をどうぞ!。

👈の写真1
この表は前回にも使用したものですが、上から3段目に「イソジン」の事が書かれています。〇印がイソジンの抗菌スペクトルで、ホルマリンに次ぐ抗菌スペクトル幅です。一般の方はホルマリンの使用は危険と見ており使用すべきで無いと思っているのでお薦め出来ません。


👈の写真2
写真はイソジンの説明で、2.イソジンの特徴として
全ての細胞に分け隔てなく作用すると書かれています。
その意味は、1.有効成分の効果で書かれています。
ポピドンヨードの右の欄には、「原生生物、グラム陽性菌、グラム陰性菌、甲殻類、吸虫類、真菌類、ウイルスの消毒」と書かれれいます。なのでイソジンの使用は全ての感染症に使用可能と言う事です。
前から書ています様にイソジンは何処のドラックストア
でも安価で購入できる人間に使用(家庭の常備薬)の常備薬です。
それを金魚に使用すると言いう事です。

👈の写真3
イソジンの購入では「傷薬」と嗽(うがい)用が販売されており、私は「傷薬」を使用してます。(プロの方は動物用のイソジンを使用してます)


👈の写真4
人によっては、わざわざウガイ(嗽)用を使用すると書かれている方が居ますが、嗽用は
130mlと多く価格は高めに設定されていると思います。

👈の写真5
嗽薬の使用を躊躇う理由はその添付薬の多さに有ります。その説明が箱の側面に書かれています(写真5の箱の側面)。
👈の写真6
写真2の使用説明に従って1リットルに4滴のイソジンを垂らし(写真では3リットルの水に写真3のイソジン傷薬を12滴)15分間の薬浴。酸欠状態にならない様にストーンを投入(エアーレーションをする事)。
薬浴15分後に、このまま飼育水槽に戻してやる(※このままとは、金魚も薬浴水も一緒にと言う事で、永久浴と同じ事になります)。

👈の写真7
下の気泡(泡)はエアーレーションの泡で中々消えない。金魚が数が多ければ数回に分けて薬浴を行う。薬浴水は毎回新しく作る。
※この段階でも(薬浴終了後、一日たった後でも)何も改善の見られない仔は死線を越える(元の健康体に戻らない)。
大抵はこれで治療は終了しますが、今回は念のため次の「過マンガン酸カリウム水溶液療法」に移行しました。次はそのの過マンガン酸カリウムの治療法をお見せします。





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