穂竜系の金魚「変わり竜,その２（五花竜で来光柄）」

今日の写真は新しい色柄の仔のものです。新しい色柄と言っても昨年初めて紹介し、今年の年賀にも登場させた「（御）来光柄（日の出柄）」とい柄の五花竜又は黒青竜の仔です。この柄は他の金魚でも見られますが、黒色と緋色の２色の尾柄は「変わり竜」の黒色の尾にのみ見られる色柄なのです。
他の金魚に見られる色柄は緋色と白色の２色に色の柄で有って暗黒の闇の表現で無いのです。暗黒の東の空が太陽の光に照らされる一瞬をイメージした柄を「来光柄（日の出柄）」と呼んでいるのです。

写真（上）２尾いますが、どの仔が「来光柄」かは説明なしでもお判りと思います。赤色より緋色、緋色より黄色の方が黒い色には映える色です。この色は（黒と黄色は）虎模様と言われ色んな物に使用されて居ますのでよく目立つ配色になります。
この写真の仔は雌魚で、まだ体が出来ていませんので産卵が上手く出来るかが心配です。

写真（中）この写真尾２尾は雄と雌ですが、この写真の中の雌も体部が黒色の多い仔が雌です。この雌もまだ体が出来ていません。これから食い込ませて採卵に間に合うように仕上げていきます。写真は右が雄、左が雌です。

写真（下）この仔は雄で交配には既に十分に仕上がって居ます。来光の光の色が足りませんが雄魚にはこの仔も使用します。