穂竜系の金魚

2022/03/17

穂竜系の金魚

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 金魚は観賞魚です。
観賞魚の中では金魚が一番改良された観賞魚です。改良とは形が改良されたと言う事です。
他の観賞魚では自然の形そのものなのです。特に尾は自然界では有り得ない形に改良されてしまいました。

観賞魚は形だけでなく色柄も大切な観賞価値と思っています。

全てに表と裏が有る様に①形が表なら②色は裏です。
今回は①の形の話です。



 写真(上)この形図は居I氏が書いてくれた穂竜系の姿図です。今回これを使用させて頂いてます(I氏さんありがとう)。選別淘汰過程で参考にして頂ければと思っています。



 写真(中)形と言えば植物だって、その形は重視します。植物でも観賞用なら樹形が一番大事なのです。この木は我が家のスモモの木ですが観賞用ではなく果樹、つまり、実を食する木なので実の収穫に重きを持った樹勢に仕立てて有ります。
葉全体に太陽光線が当たるような剪定をして居ります。果樹の実の収穫が楽な様に木の高さの高くならない様に切り込んで剪定をしてます。我流で自分が毎年行っています。



 写真(下)金魚池に近い国道沿いの生垣です。「貝塚伊吹(カイズカイブキ)」と言う木ですが、この木は生垣にするのにもてはやされた木で、自分が友達から枝木を貰い挿し木から育てた木で、数年前まで自分で剪定していましたが、プロの庭師さんに頼んで剪定をしてもらっています。
挿し木をした頃は2~30㎝位の背丈でしたが、この場所に移植した時は1メートル以上の背丈の大きさに成長したものを、ここにもってきた記憶が有ります。目に優しい生垣がもてはやされた時代だったのですが今では殆どの家ではブロック塀になっています。生垣から受ける観賞感が消えてしまうのです。金魚と同じ盆栽にも通じる観賞感なのですけど。

※次回からは金魚の観賞の②の色柄の話を書きます。

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