身近な自然の摂理、8

2021/12/05

身近な自然の摂理

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 一週間位前に紅葉を見に行ったのですが、紅葉で有名な木には全く葉は無く(落葉)、前方の山脈の峰に雪が積もってました。
その日は一番の冷え込みで氷を初めて見ましたから、紅葉を期待した自分が甘かったようです。

温泉に浸って(これが目的)道の駅で土産を買って、老人の遠足を楽しみました。

もう、毎日の気温が10℃以下になり金魚の餌も殆ど与えなく冬眠の入り口に入りました。



 写真(上)1月中旬頃のジンタン藻です。未だ少し増てる様に見えます。金魚にも与えていますし、金魚も良く食べています。



 写真(中)数日前の同じジンタン藻の写真です。急に少なくなってきました。藻自身の代謝も水温低の下で落ちてしまい、油分が生産できなくなって水底に沈んでいったのでしょう。これから残っている(浮いて居る藻)も沈むはずです。ジンタン藻の至適温度は10℃~30℃となって居りますので、今浮いて居る藻も沈む事になります。

金魚の消化機能もこの温度に反応するので、10℃を下回ると金魚の消化液の分泌が大きく低下します。
自然界では金魚の餌は水温の低下と共に無くなります。人工餌を与える事は自然の摂理に抵抗するのです。低温時に餌の投下は副作用しか無いのです。副作用の発現は来春に現れます。



 写真(下)「自然の摂理、5」で、お見せした表(図)です。この図にはジンタン藻の成分が記されていて其の成分には「脂肪9%」の量が書かれています。その量がジンタン藻の浮力と関係が有るのです。

化石燃料枯渇が言われていますが、この植物に含まれる脂肪成分を抽出し「バイオ燃料」とする試みが進んでいる様です。




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