身近な自然の摂理、10

2021/12/09

身近な自然の摂理

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 コロナ、コロナで世界中が騒いでいます。今の所日本では少しづつ落ち着いて来たようですが世界的にはまだまだ時間がかかる様です。

感染症は動物だけでなく植物にも見られます。植物の感染症は、ウイルスから細菌、それに虫によっても病気は出ます。我が家のスモモの木も金魚と同じ様に色々と病気の対策を行っています。

肥料(金魚で言えば餌)から、耕運(金魚で言えば水換え)病気になれば殺菌及び殺虫剤の投入!と先日行ったスモモの木の剪定は、金魚で言えば選別と言った処でしょうか。

木にも神経が有るか?と言う疑問には、有ると回答していました。人が触れるとお辞儀をする草とか、虫を捕らえる草とかをその症例として列挙してました。



 写真(上)スモモの木からの証明です。柔らかい木肌を齧る害虫には、脂を出して抵抗します。その脂は傷口を止める(細菌等の侵入を止める)作用も有るのです。人間の血小板(止血作用)の役目もします。写真は私の指先に透明又は飴色の脂がそれです。多くの木ではこの様な防御機能を持っているようです。



 写真(中)この写真はいら蛾の繭(マユ)ですが、穴が開いているので既に羽化して空のマユです。「いら蛾」の幼虫は葉を食べるので、殺虫剤散布で処理しますが、あまり期待は出来ませんが、いら蛾の天敵の足長バチに期待をしたりします。蜂はいら蛾の幼虫を餌にするのです。



 写真(下)動物は微生物の侵入を受けると抗体が出来ると言います。抗体は蛋白質なので血中に免疫蛋白として増加して目には見えません。しかし、スモモの木には目に見える形で現れます。それが私に指で示す「瘤」です。金魚も瘤(肉瘤)として見えますが、金魚の肉瘤は抗原抗体反応の表れでは無いようです。
この瘤が出来る木は少ない様で、どの木でも瘤は出来ません。この木の株元には沢山の瘤が出来て居ますので、この木が枯れると木目を利用するアクセサリーにすれば、この木の第二の人生が産まれるのでは?「虎は死して皮を留め・・・」のようにです。


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